井伊家の菩提寺である龍潭寺(りょうたんじ)の素晴らしい庭を観賞してきました。(大河ドラマおんな城主直虎の舞台)
龍潭寺の庭は大河ドラマ直虎でも出てきていますが、この庭は小堀遠州作です。
江戸時代初期に作られた「池泉鑑賞式庭園」で、国の名勝記念物に指定されている素晴らしい名園です。
写真はつつじが咲く少し前の4月下旬の様子です。
一番素晴らしいのは5月~6月のつつじが咲き乱れる季節とのこと。
龍潭寺の庭園鑑賞
広い庭をじっくり鑑賞できるように椅子まで設置されていて、庭園の案内解説が随時流れていて、観賞のしどころを教えてくれます。
案内は5分ほどで、石が表現する禅寺の庭の特徴を知ることができます。
私のように知識がなくても、その解説を聞きながら順を追ってみていくと、なるほど~っとそのすばらしさがわかります。
解説がないと、良さをわからないままでしたね。
庭園には座布団と低い椅子が置かれていて、ゆったりとくつろぎながら鑑賞できます。
龍潭寺(りょうたんじ)建物の中を見学
龍潭寺は一般500円、大河ドラマ館とセットで1100円(100円お得)で見学できます。
この日は4月の下旬の日曜日、暖かい日差しに恵まれて、観光客がたくさん 訪れていました。
龍潭寺の中は 連絡すべき お宝、重要なものがたくさんあります。
井伊谷「龍潭寺」の見どころはたくさんあるので、入場すると「龍潭寺の見どころ」というマップをもらえるので参考にしつつ堪能してくださいね。
宗良親王のお位牌や貴重品を安置した部屋。
一つ一つはゆっくり鑑賞して行くとして、大河ドラマに登場する俳優さんの配役なども展示されています。
本殿の横にある井伊家霊殿へも廊下でつながっていて、おまいりできます。
ここからは→出川にさきほどの小堀遠州作の庭園が見えます。
龍潭寺の入り口付近方面の庭園
龍潭寺の入り口にほど近い方にある庭園も素晴らしいですよ。
こちらは枯山水庭園で、落ち着いた風情です。
見る角度を少し変えると、趣がまた変わって見えます。こちらにも意味があるのでしょうね。
庭園を造った小堀遠州について
小堀遠州は滋賀・長浜の出身で、「遠州流」の茶道を興した人です。
二条城の二の丸庭園の作庭などをした、当代一の文化人として知られています。
また駿府城の作事奉行を勤め、同じ作事奉行を勤め25代直孝とは親しく、その依頼によって庭園が造られたと言われています。
龍潭寺には無料駐車場があります。無料駐車場のことは⇒「井伊家菩提寺龍潭寺(りょうたんじ)の駐車場と隣接の井伊谷宮のこと」
静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989 龍潭寺
静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989 龍潭寺
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