中田島砂丘(静岡県浜松市)はものすごい強風でした、ビュンともザワザワともなる音が絶えずします。
近くの公園や砂浜ではお正月ということもあって、いくつもの凧が勢いよく空を泳いでいます。
風が強いのはいつものことでしょう。付近には風力発電の巨大な風車が回っています。
風に運ばれての潮の香り、砂浜に出ると海鳴りの音も聞こえてきます。
砂丘ってけっこう騒がしいのですね。
ここは「遠州灘」とよばれる地域で、御前崎から伊良湖岬(愛知県)までの約110キロの海岸と沖合の海域を言います。
中田島砂丘の駐車場のこと、中田島砂丘の様子と風景をお知らせします。
中田島砂丘(静岡県浜松市)の駐車場
中田島砂丘は観光名所にもなっているので、入り口の前の道路を挟んで、広々とした駐車場があります。無料です。
1月3日にいきましたが無料でしたので、きっと年中無料のようです。
訪れる人はまばらでしたが、凧あげに絶好の場所ということもあり、付近の広場からもいくつもの凧があがっているのが見えます。
駐車場の横は公園になっていて、「まつり会館」という施設があると案内板があります。
そこは有料(400円)年中無休で営業しています。ここから徒歩2分の距離です。
駐車場からは徒歩1分で中田島砂丘です。
ここから海方向に、見渡す限りの砂丘がひろがっています。
中田島砂丘(静岡県浜松市)と景色
中田島砂丘の入り口を入ると、足元はもう砂だらけ。
ウミガメの産卵地でもあるんです。
模型があり、解説もしっかりありました。
海はすぐに見えてこず、しばらく歩くと、松林と垣根が見えてきます。
砂丘というのはやっぱり起伏があります。山道のような坂道も。ハイヒールでは歩けません。
砂に埋まると、靴の中は砂だらけになってしまいます。
砂に足をとられそうになってしばらく歩くと、海が見えてきます。
あたりは砂紋だらけになり、垣根のが風向きによって縦にも横にも、広い範囲に設置されています。
この垣根は、見えている部分は膝あたりか足の付け根ほどの高さですが、「堆砂垣」といって大切なものです。
風が強いので、砂が飛ばされるのですが、砂が堆砂垣にあたると、風の力が衰えて砂が堆砂垣の下に積もります。
砂が増えると堆砂垣をその上に追加して、砂丘を高くしていきます。
飛んでいく砂を抑制し、砂丘がやせることのないようにする大切な施設ということです。
こうした砂紋がずっと続いています。
足跡がついても、風でじきに消えていきわからなくなります。
海に近づくと、砂紋は徐々にわかりにくくなっていました。
上の写真は海岸沿いにほど近いところから、渥美半島方面(西)をみたところです。
ヨットの帆がゆれているのが見えます。ウインドサーフィンを楽しんでいるみたいです。
この写真は、東方面、御前崎方面を見た風景です。
常時波の打ち寄せる音、潮の音、ビュンビュンとうなるような風の音が聞こえています。
1月初旬でもあり気温が低かったですが、顔や手に容赦なく吹き付ける風で、体感温度はもっと寒く感じます。
犬を散歩に連れている人が何人もいました。犬はすごく嬉しそうにしっぽをふって軽快にかけています。
風をよけることのできる服装と、砂が入りにくい靴がいいですよ。
雄大な太平洋の水平線を見渡せる、気持ちのよいところでした。
静岡県浜松市南区中田島町1313 中田島砂丘
静岡県浜松市南区中田島町1313 中田島砂丘
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