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紫式部の住まい跡 蘆山寺(ろざんじ)源氏庭見どころ/時間/展示や歴史/アクセス【動画あり】

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蘆山寺 紫式部邸宅跡

◆紫式部邸宅跡 蘆山寺

蘆山寺は、紫式部と『源氏物語』に興味がある方にとって必見の場所です。

静かな環境の中で、平安時代の文化や歴史に思いを馳せることができる魅力的なスポットです。

蘆山寺(ろざんじ)は、京都市上京区にある寺院で、紫式部の邸宅跡。

ここ蘆山寺から京都御所へ向かわれていたのですね。

※紫式部が仕えていた皇后は、藤原彰子(ふじわらのしょうし)です。藤原彰子は、藤原道長の娘で、一条天皇の中宮(皇后)でした。後に二条天皇や三条天皇の母となりました。

蘆山寺の歴史をかいつまんで

蘆山寺は、平安時代の初期に創建された寺院です。その後、鎌倉時代に禅宗の寺院として再興されました。

特に紫式部の邸宅跡として知られており、『源氏物語』の執筆の地とされています。

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紫式部が育ち源氏物語を書いた蘆山寺

蘆山寺 源氏庭 桔梗

日本人で唯一「世界の五大偉人」に選ばれ、フランスのユネスコ本部に登録された世界最古の偉人兼文豪である紫式部は、

かつて「平安京東郊の中河の地」、すなわち現在の蘆山寺の境内全域に住んでいました。

彼女の曽祖父である権中納言藤原兼輔(堤中納言)が建てた邸宅(堤第)で育ち、結婚生活を送り、一人娘の賢子を産みました。

そして、長元四年(1031年)に59歳ほどでこの世を去ったと伝えられています。

紫式部は藤原香子とも呼ばれ、「源氏物語」、「紫式部日記」、「紫式部集」などの多くの作品をこの地で執筆しました。

紫式部は藤原彰子に仕えながら、『源氏物語』を執筆したとされています。

また、藤原彰子の宮廷での生活や経験が、『源氏物語』の執筆に大きな影響を与えたと考えられています。

藤原彰子は教養豊かで優雅な女性であり、彼女の宮廷は多くの文化人や学者が集まる場所でした。

そのため、この地は世界文学史上屈指の史跡であり、世界文学発祥の地とも言われています。

この遺跡は考古学者の角田文衛博士によって考証され、昭和四十年十一月には紫式部邸宅跡を記念する顕彰碑が境内に建てられました。

また、『源氏物語』の「花散里の巻」に登場する屋敷はこのあたりであったと考えられています。

※「花散里の巻」に登場する花散里は、源氏の心を安らげることのできる女性でした。橘の香りが懐かしいその住まいに源氏が訪れたのは、心の憂いを耐え難く思ったからでした。彼女は亡き桐壺院の女御のひとりである麗景殿女御の妹であり、後に源氏の子「夕霧」や「玉鬘」の養母となります。

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蘆山寺の見どころ

  • 源氏庭: 紫式部にゆかりのある庭園で、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。特に、秋の紅葉や春の桜が有名です。
  • 紫式部像: 寺院内には紫式部の像があり、彼女の足跡を辿ることができます。
  • 展示室: 紫式部や『源氏物語』に関する資料が展示されており、訪れる人々にその歴史と文化を伝えています。
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源氏庭と紫式部の関係性

蘆山寺 源氏庭 桔梗

◆源氏庭

蘆山寺の庭は源氏庭とよばれ、桔梗(ききょう)がたくさん植えられています。

桔梗とのの関連性は、紫式部と『源氏物語』に深い結びつきがあります。

桔梗は平安時代から親しまれている花で、当時の貴族文化や文学作品にしばしば登場します。

『源氏物語』の時代背景とも合致し、当時の文化を象徴する花の一つです。

また紫式部は、彼女が愛したとされる桔梗が庭に植えられています。

この花は、紫式部の優雅で知的なイメージとも重なります。

特に夏から秋にかけて咲く桔梗の花は、庭園を訪れる人々に季節の移ろいを感じさせます。

桔梗は蘆山寺と紫式部の歴史的なつながりを象徴する花として、訪れる人々にその文化的価値を伝えます。

桔梗の花は蘆山寺の観光名所としての魅力を高めています。

特に桔梗が満開になる時期には、多くの観光客が訪れ、写真を撮ったり、散策を楽しんだりしています。

桔梗は蘆山寺と『源氏物語』の世界観を訪れる人々に伝える重要な要素となっており、その優雅な姿は平安時代の雅な雰囲気を感じさせます

蘆山寺の源氏庭の拝観日時(通常時)

  • 時間: 午前9時~午後4時まで
  • 拝観休み: 1月1日、2月1日~2月9日
  • 料金:- 大人: 500円 小中学生: 400円 団体(30名以上): 400円 障害者手帳をお持ちの方: 400円

15名以上の団体の場合、事前に当山までご連絡をお願いします。(電話: 075-231-0355)

また、団体のご説明が必要な場合はお問い合わせください。都合により対応できない場合もございますので、ご了承ください。

蘆山寺の紫式部像(金色の坐像)

蘆山寺 紫式部像

◆蘆山寺にある紫式部像

蘆山寺の紫式部像は、紫式部が座って書物を広げている姿を描いた像です。

具体的な制作は、公式ページにも公開されていませんでした。

制作年、作者、作成方法については公に詳しい情報が残っていないようです。

紫式部像は、彼女の偉大な文学的業績と、蘆山寺が『源氏物語』の執筆地とされることを記念して設置されました。

この像は、訪れる人々に紫式部の存在とその功績を感じさせるためのシンボルとなっています。

蘆山寺の展示室

蘆山寺の展示室には、紫式部や『源氏物語』に関連する貴重な資料や展示物が収められています。

1.紫式部に関する資料

  • 紫式部の生涯や業績を紹介するパネルや解説文。
  • 紫式部の肖像画や関連する絵画。

2. 『源氏物語』に関する展示

  • 『源氏物語』の巻物や写本。
  • 物語の重要なシーンを描いた絵巻物や挿絵。
  • 『源氏物語』に登場する人物や場面の解説パネル。

3. 平安時代の文化に関する展示

  • 平安時代の貴族の生活や文化を紹介する展示物。
  • 当時の衣装や装飾品のレプリカ。
  • 平安時代の書道や絵画に関する資料。

4. 考古学的な発見

  • 蘆山寺の敷地内で発掘された遺物や遺構の展示。
  • 紫式部の邸宅跡に関する考古学的調査の成果。

5. 特別展示

  • 定期的に開催される特別展示や企画展。
  • 季節ごとのテーマに合わせた展示内容の変更。

展示室では、紫式部と『源氏物語』の深い歴史的背景を学ぶことができ、訪れる人々に平安時代の文化や文学を理解する手助けをしています。

蘆山寺を訪れた際には、ぜひ展示室を見学して、その豊かな歴史と文化を感じてください。

蘆山寺のご本尊

蘆山寺のご本尊様は、木造 阿弥陀如来及両脇侍坐像 3体、平安末~鎌倉時代(国指定重要文化財)。

13世紀初めの製作と推定される作例で,来迎阿弥陀像と称される,臨終を迎える者の許に出現した阿弥陀如来と観音・勢至菩薩をあらわした彫像です。

両菩薩は膝を揃えた坐り方で,衣が後方に強くなびく様子を表すことで、来迎のスピード感を強調しているのが注目されます。

また勢至菩薩は元来,両手で往生者に差し掛ける天蓋を執っていたとみられ、彫像では珍しい図像です。当代の来迎と彫像の優品として注目されます。

通常拝観にて拝見することができます。

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蘆山寺の歴史概要

蘆山寺 京都 紫式部邸宅跡

◆蘆山寺 紫式部邸宅跡

廬山寺の創建は平安時代初期にさかのぼります。

創建者は 円仁(えんにん)和尚(794年 – 864年)。円仁は平安時代の僧で、後に慈覚大師の称号を得ました。

最初は比叡山の麓に建立されました。

 廬山寺は幾度かの移転を経て、現在の場所に落ち着きました。

鎌倉時代に禅宗の寺院として再建されました。

廬山寺は、平安時代の重要な文化財や歴史的な遺跡として、特に紫式部の邸宅跡として知られています。

この寺院は、平安時代からの長い歴史を持ち、多くの文化的・歴史的価値を有しています。

蘆山寺の参拝時間・営業時間

  • 蘆山寺の参拝時間: 午前9時~午後4時
  • 拝観休み:1月1日、2月1日~2月9日

特別行事や天候などによって変更がある場合もありますので、公式サイトを確認されてからおでかけください。

アクセス方法

  • 電車: 京阪電鉄「出町柳駅」から徒歩約10分
  • バス: 京都市バス「葵橋西詰」下車、徒歩約5分

駐車場

蘆山寺に専用の駐車場はありません。

付近の駐車場をいくつか紹介します。

1. タイムズ 鞍馬口

  • 住所: 京都府京都市上京区相国寺門前町665
  • 営業時間: 24時間営業
  • 収容台数: 20台
  • 料金: 30分ごとに200円

2. 京都市営 駐車場

  • 住所: 京都府京都市上京区寺町通広小路上ル
  • 営業時間: 24時間営業
  • 収容台数: 50台以上
  • 料金: 1時間ごとに400円

3. リパーク 京都今出川

  • 住所: 京都府京都市上京区今出川通寺町西入
  • 営業時間: 24時間営業
  • 収容台数: 15台
  • 料金: 30分ごとに200円

紫式部の邸宅跡の蘆山寺(ろざんじ)源氏庭見どころ/時間/展示や歴史/アクセス・まとめ

源氏物語などの執筆をた蘆山寺は、紫式部が長く住んでいたところです。

平安時代の源氏物語のかかれた時代におもいをはせ、紫式部の見た景色をかいまみることのできる貴重な場所です。

源氏庭の桔梗が咲く季節に訪れるのが一番良いかもしれませんが、そのシーズンには大勢の人が訪れます。

付近には見どころも多いので、徒歩または自転車での移動がおすすめです。

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蘆山寺公式

※2024年6月上旬に訪問

蘆山寺所在地: 京都府京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397

 京都府京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397



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プロフィール
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よっちゃん

着付け師範として着物着付け教室を運営。温泉が健康にいいとスーパー銭湯や温泉巡りが趣味。温泉ソムリエの資格取得。旦那でカメラマン、運転手役のゴロマルとドライブしながら観光情報などお役立ち情報をまとめています。

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