京都・宇治の三室戸寺(みむろとじ)のあじさいの見どころや種類、見頃時期、ハート型の紫陽花やライトアップ情報、
階段エリアの情報、拝観料など、あじさい巡りに役立つ情報をお届けします。
美しい紫陽花の世界に足を踏み入れ、心に残る経験をぜひ味わってください。
三室戸寺のあじさいの見頃・開園期間・時間・料金
京都府宇治市にある三室戸寺は、約2万株のあじさいが咲き誇ることで有名なお寺です。
ここでは、三室戸寺のあじさいの見頃や開園期間、時間、料金についてわかりやすくご紹介します。
三室戸寺のあじさいの見頃
三室戸寺のあじさいは、例年6月上旬から7月上旬にかけて見頃を迎えます。
西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花など50種類以上のあじさいが杉木立の間に咲く様子は、まるで紫絵巻のような美しい景観です。
あじさい園の開園期間・時間
あじさい園の開園期間は、令和6年6月1日(土)~7月7日(日)です。
開園時間は、8時30分から15時40分まで。
16時30分には下山していただくようになっています。
三室戸寺のあじさいの拝観料金
あじさい園の拝観料は、大人1,000円、小人500円です。
境内での注意事項・犬は?
◆三室戸寺 境内案内図(三室戸寺HPより)
三室戸寺の境内では、以下の注意事項があります。
- 持ちこみによるご飲食は一切禁止
- 禁煙
- 三脚をご使用の写真撮影は禁止
- 犬などペットのご同伴はご遠慮下さい
- 絵具、イーゼル等を使用して絵を描くことは禁止
上記の注意事項は必ずお守りください。
これで、三室戸寺のあじさいの見頃や開園期間、時間、料金についての基本情報がわかりました。
初めて訪れる方も、これらの情報を参考に、紫陽花の美しい景観を楽しみに三室戸寺へ足を運んでみてください。
美しいあじさいが咲き誇る三室戸寺で、心に残るひとときが過ごせるはずです。
三室戸寺あじさい/アクセス/駐車場情報
電車でのアクセス方法
電車でのアクセスは、最寄り駅は京阪宇治線「三室戸駅」となり、そこから徒歩約15分です。
JRの場合は最寄り駅が「宇治駅」となり、徒歩だと約30分となります。
JR宇治駅からは、タクシーを利用することもできます。
自動車でのアクセス方法
自動車でのアクセスは、京滋バイパス宇治東ICより3分です。
大阪方面からお越しの場合は、京滋バイパス宇治西ICを利用してください。
駐車場情報と混雑状況
6月中旬から下旬の土曜・日曜は、駐車場の大混雑が予想されます。
そのため、公共交通機関をご利用いただくことをおすすめします。
駐車場(乗用車500円、バス2,000円/税込)は300台収容可能です。
しかし、ピーク時には周辺道路が混雑すること、三室戸寺が駐車場への入場を制限したり最終入場時間を早めることがあるので、電車やバスを利用することをおすすめします。
三室戸寺あじさいの観覧時に駐車場をお探しの方は、近隣のコインパーキングを利用することが案内されています。
三室戸寺の所在地
三室戸寺の所在地は、宇治市莵道滋賀谷21 三室戸寺です。
宇治市莵道滋賀谷21 三室戸寺
- 問い合わせ先:TEL 0774-21-2067
三室戸寺のあじさいの見どころ・ライトアップ
京都府宇治市にある三室戸寺は、約2万株のあじさいが咲くことで有名なお寺です。
ここでは、三室戸寺のあじさいの見どころやライトアップについてわかりやすくご紹介します。
ライトアップの期間時間・料金
ライトアップされる期間は、令和6年6月8日~6月23日の間の土・日曜日のみです。
またライトアップの時間は、19時~21時(20時30分受付終了)
拝観料:大人1,000円 小人500円がかかります。
※昼夜入替制となり、ライトアップ時の拝観は、あじさい庭園のみとなります。
あじさいの見どころ
三室戸寺では、西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花など50種類以上のあじさいが楽しめます。
紫絵巻のような素晴らしい景観を眺めることのできるこのお寺は、「あじさい寺」とも称されています。
恋が叶うかも?ハートのあじさい!
◆ハート型のあじさい
三室戸寺で特に注目されるのが、ハート型のあじさいです。
境内のどこに咲いているかは誰もわからないので、見つけられたらラッキーと言われています。
ハートあじさいのお守りや絵馬もあり、恋の願いをハートに込めて購入する方も多いそうです。
三室戸寺のあじさいの開花時期
三室戸寺のあじさいは6月に入る頃から徐々に色づき始め、6月中旬~下旬に見ごろを迎えます。
様々な種類のあじさいが咲くため、7月上旬まで楽しむことができます。
本堂への石段にあじさいで「昇り龍」
三室戸寺には、本堂に至るまで60段の石段があります。
この石段は、時期によってさまざまな花で飾られることがあり、
2021年には600鉢のアジサイを使い、「昇り龍」を表現した作品が作られました(コロナの終息、景気回復を願い、あじさいで昇龍と宝珠を表現した作品)。
階段を使わずに上る迂回路も用意されています。
三室戸寺の歴史
創建と由来
奈良時代の末期、宝亀元年(770年)に光仁天皇の勅願により創建された古刹が三室戸寺(みむろとじ)です。
本山修験宗の別格本山であり、山号は明星山。本尊は千手観音菩薩です。
天皇・貴族の崇拝を集め、西国三十三所第10番札所にもなっています。
三室戸寺の名前の由来は、光仁、花山、白河三帝の離宮になったことから、御の字を三に置き換えて「三室戸寺」と称するようになりました。
歴史的建造物と文化財
三室戸寺には、江戸時代に建てられた本堂をはじめ、阿弥陀堂、鐘楼、三重塔があり、これらは京都府の文化財に指定されています。
また、室町時代に建てられた十八神社本殿は重要文化財です。
境内には藤原時代の貴重な仏画や仏像、源氏物語宇治十帖「浮舟」の古跡、枯山水と池泉回遊式の石庭など、数多くの見どころがあります。
四季の花々
三室戸寺は、5000坪の大庭園に四季の花が咲き、「花の寺」としても親しまれています。
訪れる人々に、美しい自然と歴史的建造物が魅力的な空間を提供しています。
白河法皇と熊野参詣
白河法皇は、熊野参詣の際に三室戸寺で17日間の護摩供修行を行いました。
これ以降、熊野検校宮の入峰に際しては、17日間の御修行が佳例となりました。
三室戸寺あじさい2024/見頃時期/ハートの紫陽花/ライトアップ情報まで徹底解説!まとめ
三室戸寺は、奈良時代末期に光仁天皇の勅願により創建された本山修験宗の別格本山であり、西国三十三所第10番札所にもなっています。
また、京都府の府文化財や重要文化財に指定された建造物や、藤原時代の貴重な仏画や仏像、源氏物語宇治十帖「浮舟」の古跡、枯山水と池泉回遊式の石庭など、多くの見どころがあります。
境内には5000坪の大庭園があり、四季折々の花が咲き誇り、「花の寺」とも呼ばれます。
また、三室戸という名前は、古くは御の字を使っていたが、光仁、花山、白河三帝の離宮になったことで、御の字を三に変えて「三室戸」と呼ばれるようになったとされています。
たっぷりの時間をとって三室戸寺のあじさいと風景をお楽しみください。
(三室戸寺HP)
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