矢田寺のあじさいは、昭和40年頃から植え始められ、多くの人々を魅了しています。
ここでは、矢田寺のあじさいが一番美しい見頃時期やアクセス方法、駐車場情報、開園時間、料金などを詳しくお伝えします。
また、あじさいが矢田寺にどのような意味を持っているのかもご紹介します。
これを読めば、矢田寺のあじさいを思いっきり楽しむ準備ができると思います。
矢田寺あじさい園の開園期間・料金・拝観時間
矢田寺のあじさい園は、25,000㎡の広大な敷地にある紫陽花庭園や見本園が魅力です。
約60種類、10,000株のあじさいが咲き誇ります。
矢田寺あじさい開園期間
令和6年の矢田寺あじさい園の開園期間は、5月25日(土)より6月30日の予定。
多くの訪れる方々が美しいあじさいの数々を楽しむことができます。
矢田寺あじさい見頃の時期
◆矢田寺 あじさい
矢田寺は関西の都市部に比べて1週間~10日ほど花の時期が遅く、
見頃は6月上旬から7月上旬頃まで、さまざまな種類の美しいあじさいを楽しむことができます。
矢田寺あじさい入山料
矢田寺あじさい園の入山料は、大人700円、小学生300円です。
団体・個人の別はありません。
障害者手帳の提示により、有料期間中も無料となります(本人のみ対象)。
矢田寺あじさい園は、歴史と自然が融合した美しい景観を楽しむことができる場所です。
開園期間中に訪れて、多彩なあじさいの花々を堪能してください。
矢田寺あじさい拝観時間
矢田寺あじさい拝観時間は、午前9時30分から午後4時30分までになります。
矢田寺のあじさい見頃の時期と境内の様子
◆矢田寺 あじさい
矢田寺のあじさいは、5月中旬から7月頃まで、約60種、10,000株が植えられており、見頃時期も長く楽しめるのが魅力です。
ここでは、矢田寺のあじさいの見頃時期や境内の様子、さらにはあじさいの歴史や特徴について紹介します。
矢田寺のあじさい見頃の時期
矢田寺のあじさいは、関西の都市部に比べて1週間~10日ほど花の時期が遅いため、6月上旬から7月上旬頃まで、沢山の種類のきれいな花を楽しむことができます。
アジサイは桜などの花とは違い、見頃の時期が一瞬ではなく、雨に打たれても花が痛んだり散ってしまうこともありません。
矢田寺境内の様子とあじさい風景写真
◆矢田寺 あじさい
矢田寺の境内では、さまざまな種類のあじさいが咲き誇り、美しい風景を楽しむことができます。
また、お茶室からは大和平野を一望できる絶景が広がります。
写真撮影と境内での食事についての注意事項
近年、写真撮影に三脚を使用される方が増えており、その使用マナーについて問題が発生することがあります。
特に混雑する場所では、参拝者の事故防止のため、三脚及び一脚の使用は、ご遠慮くださいとのことです。
また、境内地内での食事は禁止です。
これは、食事をされた後にゴミを放置するマナー違反の方が多く、ゴミの処理に苦慮したためです。
いずれもマナーの問題となりますので、ご理解とご協力をお願いします。
矢田寺のあじさいは、美しい花が長い期間楽しめるだけでなく、歴史や文化にも深く関わっています。
境内での写真撮影や食事にはマナーを守りながら、素晴らしい景観を楽しみましょう。
茶室で一服「一如庵」
千佛堂の東側には、大和平野を借景として雄大に取り入れた庭園と「一如庵」があります。
あじさいが咲く頃には、毎年、裏千家流や宗偏流のお茶席が用意され、お茶とお菓子の提供があります。
茶席が用意されるのは、毎年6月10日頃から月末までです。
矢田寺の伝統行事となっているようなので、あじさい鑑賞のおりにぜひ立ち寄ってみてください。
矢田寺あじさい園アクセス・駐車場情報・場所
◆矢田寺 あじさい
矢田寺あじさい園へのアクセスは、電車や自動車を利用することができます。
電車でのアクセス
電車でお越しの場合、近鉄郡山駅やJR大和小泉駅が最寄り駅です。
近鉄郡山駅、JR法隆寺駅からは矢田寺行きの臨時バスが運行されます。
自動車でのアクセス
自動車でお越しの場合、高速道路では西名阪自動車道の「大和まほろばスマートインター」、「法隆寺インター」、第二阪奈道路の「中町ランプ」が最寄りの下り口となります。
ご注意
西名阪自動車道の「大和まほろばスマートインターチェンジ」には以下の制限があります。
- 「名古屋側出入口」はETC車載器を搭載していない車両も含め、すべての車両が利用できます。
- 「大阪側出入口」は一旦停止型・ETC専用インターとなっています。
大和まほろばスマートICの利用
大和まほろばスマートICは、西名阪自動車道の法隆寺ICから東側約3km、郡山ICから西側約3kmに位置しており、「大和中央道」と接続しています。
北へ直進し、ショッピングセンター「アピタ」の前の信号「田中町垣内」を左折すると便利です。
矢田寺大門坊の住所
矢田寺大門坊の住所は、奈良県大和郡山市矢田町3549で、電話番号は0743-53-1445です。
奈良県大和郡山市矢田町3549
矢田寺の歴史
矢田寺の由来/日本のお地蔵さま発祥の地
矢田寺は、「矢田のお地蔵さん」として親しまれている寺院で、日本最古の延命地蔵菩薩を安置しています。
約1300年前に大海人皇子(後の天武天皇)が壬申の乱の戦勝祈願のために矢田山に登り、その後、白鳳4年に智通僧上に勅命で七堂伽藍48カ所坊を建立しました。
当初は十一面観世音菩薩と吉祥天女が本尊でしたが、弘仁年間に満米上人により地蔵菩薩が安置され、地蔵信仰の中心地として栄えてきました。
お地蔵さんの起源
◆矢田寺 あじさい お地蔵さん
お地蔵さんは一般的に子供を守る仏様として知られていますが、元々はインドの「大地の神様」が起源で、地上に存在する全ての生命を養う意味を持っています。
正式名称は「地蔵菩薩」で、梵語では「クシチガルブハ」と呼ばれます。
お釈迦様が亡くなり、弥勒菩薩が悟りを開くまでの56億7千万年の無仏の間に出現し、分身して衆生を救済するのがお地蔵さんの使命です。
矢田寺のお地蔵さんの特徴
矢田寺のお地蔵さんは、「矢田型地蔵」と呼ばれる独特のスタイルで、右手の親指と人差し指を結びます。
この姿が阿弥陀如来の来迎印に似ていることから、矢田型地蔵は地蔵・阿弥陀両方の功徳を持っているとされています。
また、お地蔵さんには何も持たない型や、勝軍地蔵と称される鎧を着て馬に乗る勇ましい姿の像もあります。
ランチはできる?食事処はある?
矢田寺の境内には、北僧坊、南僧坊、大門坊などで食事ができる場所があります。
宿坊それぞれの精進料理(昼食)を提供しています。
あじさいの季節には、どの宿坊でも観光客で昼食時にかなり混雑するため、食事が売り切れることがありますので、お気をつけください。
混雑が予想される時期の休日は、事前に電話で予約することをおすすめします。
矢田寺大門坊(ヤタデラ ダイモンボウ)で食事
矢田寺のあじさい弁当は、大門坊の特色です。
大門坊は矢田寺の一番入口に位置する僧坊。
にゅう麺だけが温かいため、時間がかからず、すぐに食事を楽しむことができます。
また、あじさい弁当を注文すると、隣にある茶室「一如庵」でのお抹茶が割引価格で楽しめるそうです。
南僧坊で食事
南僧坊で提供されるあじさい御膳は2,000円です。
胡麻豆腐や天ぷらなどの精進料理セット(2,000円)と、刺身こんにゃくと果物が付いたセット(2,500円)があります。
古代米のご飯、にゅうめん、筍の煮物、精進揚げ、ごま豆腐などがつきます。
座敷で正座し、他の客と共に食事を楽しみ、食後にはお菓子と抹茶も提供されました。
料理が用意される間、別室で室内の仏像や庭園を見ながらゆっくり待ちます。
宿坊での食事体験をされてみるのはどうでしょう。
北僧坊で食事
北僧坊では、カレーライス(1,100円)、紫陽花御膳(要予約、3,000円)や飲み物などが提供されています。
※矢田寺でのランチ・食事情報は2019年のものですので、ご了承ください。
矢田寺の周辺にも、お手軽ランチやおしゃれなカフェから本格日本料理やお蕎麦屋などがあります 。
矢田寺あじさい2023/見頃/開花時期/料金/アクセス方法駐車場/臨時バスまとめ
矢田寺は山の上に位置しており、参拝には300段以上の階段を登る必要があります。
また、あじさい園も足元が悪い場合があるので、歩きやすい靴を履くことをおすすめします。
さらに、湿度が高いため蚊などの虫も多いことがあり、長袖の服や長ズボンなどで身を守ることをおすすめします。
見頃の時期は6月上旬から7月上旬頃までで、雨にも強いため梅雨時期にも楽しむことができます。
梅雨時期に訪れる際は、アクセスや駐車場情報を確認して、快適にお楽しみください。
「矢田寺HP」
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