◆造幣局桜の通り抜け
毎年、桜の開花時期に1週間限定で公開される造幣局の「桜の通り抜け」。
約560mの道のりに約141種、340本の桜が咲き誇り、多くの人が観桜に訪れています。
八重桜が中心で、ソメイヨシノより満開になる時期が遅いのが特徴。
日本さくらの名所100選に選ばれ、浪速の春を飾る風物詩として人気の桜名所です。
今年こそは見頃の時期に予定を早めにいれておきたいですね。
2024年の造幣局の通り抜けの日程、応募方法、開花や見頃、見どころ、駐車場やアクセス方法などをまとめて紹介します。
造幣局の桜の通り抜け2024・開花や見頃の時期
◆造幣局桜通り抜け
造幣局の桜の通り抜け2024はいつからいつまで?
令和6年の造幣局の桜の通り抜けの日程は、令和6年4月5日(金曜日)~4月11日(木曜日)です。
受付場所は、造幣局の専用ホームページからです。
- 平日:午前10時から午後7時30分まで
- 土曜日・日曜日は午前9時から午後7時30分まで
ライトアップは意外と早くおわるようなので時間に気をつけてください。
造幣局の桜・開花や見頃の時期はいつ?
ウェザーニュースの最新の発表によると(2024年2月1日は発表)、
- 開花予想日4月7日
- 五分咲き4月10日
- 満開4月13日
- 桜吹雪4月19日
となっています。
天候により変更になる可能性があるので、直近には確認ください。
さくらの本数や種類・品種
◆造幣局桜通り抜け
造幣局の桜の通り抜けで見られるさくらの本数は340本。
八重桜の関山、普賢象、大手毬などとともに、一重桜の大島桜、しだれ桜などが141種類もあります。
種類が非常に多く、特に八重桜の種類が多いのが特徴です。
造幣局の桜の通り抜け・見どころは?
◆造幣局桜通り抜け
旧淀川沿いの通路の道幅いっぱいに咲き誇る桜が見ものです。
約560mに及ぶ通り抜けの道が、重なり合う花びらの濃い桃色に染まります。
大手毬、小手毬などの他ではめったに見られない珍種を探してみてください。
「通り抜け」入口と出口は?名の由来
造幣局の桜の通り抜けというのは、桜花縦覧のため表門(現在は南門)から入り、造幣局構内を通って裏門(現在は北門)へ抜けます。
つまり文字どおり構内を通り抜けることがその名の由来となっています。
「あともどりできない通り抜け」なので、ひととき限りの観桜を目いっぱい堪能したいですね。
ちなみに2022年は30分くらいを目安にという案内があったようです。
夜桜ライトアップ
◆造幣局桜通り抜け 夜桜ライトアップ
平日は午後7時30分まで、土曜日・日曜日は午後7時30分までの時間でライトアップされます。
宴会はできる?飲食はできる?
造幣局の桜の通り抜けの会場内での飲食は、できません。
ですから宴会もできません。
造幣局 桜の通り抜け 予約
◆造幣局桜通り抜
応募方法の詳細については、造幣局のトップページからになっています。
※アクセス集中していてページが開かないことがあり、こまめにチェックを。
造幣局 桜の通り抜け 屋台・出店はある?
桜の通り抜けの会場には、屋台はないです。
2022年令和4年の桜の通り抜けでは、貨幣セット、金属工芸品・造幣せんべい等の販売がありました。
造幣局の桜の通り抜け 貨幣セット
◆造幣局桜通り抜け 八重桜
おととしの2022年は「桜の通り抜け2022プルーフ貨幣セット」が通り抜けのときに販売されていました。
これは令和4年銘の5百円から1円までの6種類のプルーフ貨幣と銀メダル1枚を特製革ケースに収納したセットです。
桜の通り抜けの時以外にも、オンラインショップなどで販売されていました。
2024年も「桜の通り抜け」を冠した貨幣セットの販売があるかもしれません。
お花見での注意事項・ペットは?
ペットの入場はご遠慮ください、と案内があります。
また、会場内での日傘、自撮り棒の使用はご遠慮ください、とも。
造幣局 桜の通り抜け アクセス方法と駐車場
アクセス方法・行き方
◆造幣局の桜の通り抜け アクセス方法
- Osaka Metro谷町線・京阪本線「天満橋」駅(京阪東口・2号出口)下車徒歩約15分
- JR東西線「大阪天満宮」駅(8号出口)下車徒歩約15分
- JR東西線「大阪城北詰」駅(3号出口)下車徒歩約15分
駐車場
造幣局構内及び周辺には、駐車場はありません。
観桜のためには、公共交通機関を利用することになります。
(観光バス用の乗降場はありません)。
桜の通り抜けの期間は交通規制あり
◆造幣局の桜の通り抜け 交通規制図
令和4年の通り抜けの期間中は、図のように一定の場所が交通規制されていました。
令和6年の交通規制も行われるかもしれません。
造幣局の桜の通り抜けはいつから始まった?
明示16年年、当時の造幣局長・遠藤謹助氏が「市民と一緒に楽しもう」と提案したのがきっかけで、一般公開されるようになりました。
令和5年には140周年を迎えます。
当初通り抜け通路は約1kmありましたが、明治31年に約560mに短縮。
明治42年時点で18品種287本で、品種は一重の「芝山」が半数を占めていたそうです。
大正に入ると来場者が増え、大正6年には戦前最高の約70万人もの人が訪れたそうです。
昭和20年6月の大空襲では約500本中300本の桜が焼失。
その後復活に向けた努力が行われ、昭和22年に再開されることになります。
順次桜樹の補充も行われ、昭和26年には夜間開放も始まっています。
令和2・3年度はコロナ禍で中止。
通り抜けにある桜は樹齢50年を超えるような古木が多く、寿命をむかえる木の管理などもあるそうです。
また「毛虫」の駆除にも尽力されていることで、安心してお花見ができるようにしてくださっています。
造幣局桜の通り抜け2024/予約申し込み/屋台出店/駐車場アクセス/貨幣セット・まとめ
造幣局の桜の通り抜けは、大阪屈指の人気の観桜スポットで、
平成31年には58.7万人、平成30年には49.9万人もの人出がありました。
桜の種類がとても多いので、お気に入りを見つけたり、咲き乱れる花に囲まれるすてきな写真がとれます。
造幣局のHPの「桜の通り抜け桜樹一覧表」で桜の種類、写真や本数についてをみることができます。
<関連ページ>
◆大阪城公園の桜・開花と見頃の時期・ライトアップ屋台
◆万博記念公園の桜まつり・開花と見頃の時期・場所ライトアップ
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所在地:大阪府大阪市北区天満1-1-79
大阪府大阪市北区天満1-1-79
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