◆徳川美術館
徳川美術館では、御三家筆頭の尾張徳川家に受け継がれてきた宝物の数々を、所蔵するとともに公開している美術館です。
所蔵品は大名家伝来家宝のコレクションとして日本最大の規模。
その地位にふさわしい質の高さと格式ある美術品は、約1万件にものぼります。
2023年は大河ドラマ「どうする家康」にちなんで、年間を通して、家康ゆかりの品が順次公開されます。
隣接している蓬左(ほうさ)文庫は館内でつながり、尾張徳川家の旧蔵書や古典籍の観覧もできます。
徳川美術館の所蔵品主なもの
国宝「源氏物語絵巻」をはじめ国宝9件、重要文化財59件、重要美術品46件、500振以上の刀剣など。
代々受け継がれた大名道具の合わせて1万件余りが所蔵されています。
国宝の源氏物語絵巻
徳川美術館の国宝9件のうち、ぜひ見ておきたいのが「源氏物語絵巻」です。
国宝「源氏物語絵巻」は、徳川美術館と東京の五島美術館に所蔵されているのみ。
貴重な絵巻物ですから通年展示されているわけではないので、企画展をチェックしてお出かけを。
2022年は、~ 蓬生と柏木(二)の2巻を特別公開していました。
刀剣(国宝及び重要文化財)
徳川美術館には、国宝「後藤藤四郎」重要文化財「物吉貞宗」はじめ多くの刀剣が展示されています。
12世紀から14世紀のもので、徳川家伝来の名品ばかり。
徳川美術館の展示室と所蔵品について
徳川美術館には、「名品コレクション展示室」と「本館展示室」があります。
「名品コレクション展示室」ではテーマを6つに分け、尾張徳川家伝来の名品を軸に大名の生活と文化を紹介。
展示作品は約1か月毎に入れ替わります。
「本館展示室」では年に7回ほどテーマを設定した特別展・企画展を開催。
毎年2月に開催する「尾張徳川家の雛まつり」展は、徳川美術館の代表的な特別展です。
尾張徳川家の雛まつり・特別展
毎年2月から開催される、尾張徳川家の雛まつり(2023年)展は、
- 期間:2023.2.4 (土) ~ 2023.4.2 (日)
尾張徳川家伝来の雛人形・雛道具を中心に、大名家ならではの豪華で気品ある雛の世界が繰り広げられます。
江戸時代から伝わる雛飾り始め、明治から昭和に至る尾張徳川家3世代の当主夫人たちの豪華な大雛段飾りが並びます。
<特別展・尾張徳川家の雛まつりの入館料>
- 一般 1,400円・高大生 700円・小中生 500円(企画展「読み解き 近世の書状」展と共通)
- 毎週土曜日は小・中・高生入館無料
徳川美術館 名物・秋季特別展
「名物ー由緒正しき宝物」と題して2022年秋に特別展が開催されていました。
- ~
名物の条件は、そのものの魅力や世間で有名であることだけでなく、戦国武将や千利休などの茶人といった歴史的人物によって有されていたこと(由緒)に重きが置かれ、
歴史的なお墨付きを得た作品といえる名物が、高い評価をうけています。
秋季のイベントとして、尾張徳川家が収蔵した茶の湯道具と刀剣を中心として、名だたる名物の数々を観賞できる機会でした。
こうした特別展および企画展は、年7回ほど企画されています。
徳川美術館・時間/料金/割引
◆徳川美術館
開館時間は何時から何時まで?
- 開館時間:開館時間:10時から17時まで(入館は16時半まで)
- 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)
観覧料(入場料)
観覧料は蓬左文庫の観覧料とセットです。
- 料金:一般1400円 高大生700円 小中生500円
- 毎週土曜日は小中高生無料
- 20名以上で団体割引あり
観覧料の割引
名古屋市敬老手帳をお持ちの方徳川園との共通観覧料が1,250円に割引。
徳川美術館 所要時間
見学の所要時間は約1時間から1時間半くらいです。
徳川美術館・アクセス方法と駐車場
名古屋駅から徳川美術館へのアクセス
市営バスを利用の場合
- 名古屋駅バスターミナル10番のりば 基幹2系統 「猪高車庫」方面ゆき「徳川園新出来」停留所下車(所要時間約30分)徒歩約3分
名鉄バスを利用の場合
- 名鉄バスセンター3階 4番のりば 「三軒家」方面ゆき「徳川園新出来」停留所下車(所要時間約30分)徒歩約3分
JRを使用の場合
- JR中央線「多治見」方面行 ― 「大曽根駅」下車(所要時間約20分)南出口から徒歩約10分
なごや観光ルートバス「メーグル」利用の場合
- 名古屋駅バスターミナル11番のりば 名古屋駅発着で平日30分~1時間に1本、土・日・休日は20分~30分に1本運行(約30分)
栄から徳川美術館へのアクセス
市営バス利用の場合
- 栄バスターミナル(オアシス21)3番のりば 基幹2系統 「引山」「四軒家」方面ゆき「徳川園新出来」停留所下車(所要時間約20分)徒歩約3分
市営地下鉄を利用の場合
- 名城線(右回り)「大曽根駅」下車(所要時間約15分)E5番出口から徒歩約15分
車を利用の場合
東名高速 名古屋 IC より
IC 下車後、県道60号(東山通)を名古屋市街に向かって約8km直進、
「今池」交差点を右折約1.3km、「古出来」交差点を左折約0.7km
「徳川美術館南」交差点を右折(所要時間約30分)
名神高速 一宮ICより
名古屋高速 16号一宮線→清洲JCT→6号清洲線→1号楠線→「黒川」出口右折
(所要時間約30分)
駐車場
<徳川美術館専用駐車>
- 乗用車:17台
- 時間:9:45~17:30
- 料金:無料
<徳川園市営駐車場>
- 乗用車:80台(大型バス駐車可)
- 時間:6:00~23:00(バスは9:15~17:00)
- 料金:乗用車/25分毎に100円(打ち切りなし)バス/60分以内500円 以降30分毎に500円
*駐車場料金の割引はありません。
徳川美術館 ランチ
本格日本料理の「宝善亭」
徳川美術館の中にはレストラン・カフェの「宝善亭」があり、本格的な日本料理がいただけます(お値段お手ごろ)。
<昼の部>
- 昼の部時間:11時から15時
- 料金:2200円と3000円のメニュは予約なし(4860円から8100円(税込)要予約
<夜の部>
- 夜の部の時間:17:00~21:00(完全予約)
- 料金:10800円から(立食パーティー8640円から税込み)
専用駐車場が4台あります(無料)
毎週月曜日休業(月曜日が休日の場合は翌日)
宝善亭の電話 : 052-937-0147
コーヒーラウンジ・軽食
軽食ができる喫茶ルームでは、サンドイッチの軽食で食事することができます。
デザートやお抹茶、各種ドリンクで休憩も。
徳川美術館 刀剣乱舞(イベント終了)
「徳川美術館×刀剣乱舞-ONLINE-2021」のイベントは、2021年6月5日(土) ~ 9月20日(月)の期間に開催されていました。
「刀剣乱舞-ONLINE-」に登場する刀剣男士のモチーフとなった刀剣の
「鯰尾藤四郎」「後藤藤四郎」「物吉貞宗」「南泉一文字」「本作長義」「五月雨郷」が展示されることを記念してのコラボレーション企画でした。
期間中はさまざまな記念イベントの開催やコラボレーショングッズの販売が。
隣接する日本庭園・徳川園に刀剣男士6振の等身大パネルが登場していました。
(※このイベントは終了しています)
徳川美術館/家康ゆかりの名品/刀剣や源氏物語絵巻/アクセス駐車場/ランチ(名古屋)まとめ
大名家伝来家宝のコレクションとして日本最大の規模を誇る徳川美術館は、名古屋観光でぜひ訪れてほしい名所中の名所です。
隣接している蓬左(ほうさ)文庫が館内でつながっているので、あわせて観覧を(尾張徳川家の旧蔵書を中心に古典籍を公開)。
また隣接する庭園「徳川園」は、四季折々の花が咲き、素晴らしい日本庭園です。
ミュージアムショップではグッズの販売があり、一番人気は「家康ブルーのカニTシャツ」。
※令和5年12月16日~令和6年1月3日まで館内メンテナンスのため休館
「徳川美術館HP」
<関連ページ紹介>
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徳川美術館 所在地:愛知県名古屋市東区徳川町1017 下の行のワンクリックでコピーできます。
愛知県名古屋市東区徳川町1017
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