◆高野山「奥の院」入り口の「一の橋」
高野山の「奥の院」とは、一の橋から弘法大師御廟までの約2キロに及ぶ、墓標群や杉の大樹のある一帯のことです。
参道の両側には樹齢数百年の杉の大樹、そして歴史に名を残す諸大名などの20万基を超える墓碑や供養塔が立ち並んでいます。
わずかに差し込む光を受ける静寂な世界、初体験の神秘的な道でした。
歴史上の諸大名の墓標などをお参りし、弘法大師の御廟へお参りしてきました。
高野山「奥の院」参道の様子
◆高野山「奥の院」の参道
一の橋から入る奥の院エリアは、整備された道の両端に多くの墓碑が立ち並んでいます。
◆奥の院・薩摩島津家
◆奥の院 小田原北条氏ご墓所
◆奥の院の参道 杉の大木と墓碑
約20万基もある墓碑に囲まれ、見たことのない世界が続きます。
弘法大師の御廟までは約2キロの道のり。
◆奥の院 武田信玄勝頼の墓所
戦国武将の墓所があると、つい大河ドラマなどでの活躍の場面を思い起こして。。
◆奥の院 大杉と私
あまりに大きい杉の木に思わず寄りかかってしまう。
何百年?1,000年を超えている?
◆奥の院 明智光秀の墓所
2020年令和2年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀の墓所。
有名な人の墓所には番号がふられ、ガイド説明がなされている。
◆奥の院 織田信長の墓所
苔むした墓所、長くたたずむ歴史。
墓所については超有名人についてはパンフレット(地図)にかかれています。
弘法大師の御廟へお参り
◆奥の院 霊域にはいる「御廟橋」
ここから霊域にはいるという「御廟橋」。
最も奥にある弘法大師の御廟へは、お参りできますが撮影などは一切禁止です。
ここから先も道はご覧のように平坦で歩きやすいです。
◆奥の院 紅葉も
参道はほとんどが大きな杉ばかりですが、ごく一部にもみじが色づいていました。
水向地蔵
◆奥の院 水向地蔵
玉川の流水にかかる御廟橋のたもとにある水向地蔵。
先祖供養をすませて経木をお地蔵様におさめて水を手向けて冥福を祈ります。
おだやかなお顔をしておられます。
◆奥の院 お化粧のお地蔵様
かわいらしいお地蔵様もいらっしゃいます。
◆奥の院 真新しいお墓群も
折り返しは別の道を通ることにしたら、真新しい墓標群が立ち並んでいて、ロケット型のものとかも。
近代の大会社の創業家の墓碑なども。
1200年の間祈りがささげられてきた奥の院の静ひつな空気感に、頭の中まで透明になったような錯覚が。
◆奥の院の参道から「中の橋」へ出るところ
奥の院エリアへは、「一の橋」をわたってはいりましたが、出るときは別の道をたどり「中の橋案内所」へと出ました。
最も奥(東)の駐車場(中の橋案内所)
◆奥の院から出た「中の橋案内所」付近
「中の橋案内所」のそばは駐車場とトイレなど。
高野山の最も東にある駐車場です。
中の橋会館の食事「食事処はちよう」
ここにはお土産・食事処の「中の橋会館」があり、気軽な精進料理も提供しています。
麺類などの単品はじめ、一般的な定食も多くあり。
他にも高野山には食事処があります。
「中の橋会館・お食事処はちよう」
和歌山県伊都郡高野町高野山49-3 中の橋会館内 食事処はちよう
和歌山県伊都郡高野町高野山49-3 中の橋会館内 食事処はちよ
「奥の院」の所要時間
「奥の院」見学にかかる所要時間は、およそ1時間半。
歴史愛好家ならつい有名な方たちの墓所を見学となると思いますが、そういう時間は加えて考えておきたいです。
まとめ・「奥之院」
奥の院の道は歩きやすいですが、脇へそれて見学すると、地面は土で枯れ木が落ちるなどして危ないところもあります。
大きな杉が空を覆うように林立しているので、晴れた日でも光は少なく、気温は低め。
標高が800mなので春から秋11月いっぱいまでが観光に適していると思います。
「御茶処」が一か所あり休憩可能、トイレは二か所。
また御廟前にある「燈籠堂(とうろうどう)」では、万燈を超える万燈が献上されていて、1千年をこえて燃えています。
高野山観光のは車で日帰りしてきました⇒「高野山の観光・車で日帰り/駐車場/所要時間/ガソリン満タンでね(和歌山県高野町)」
「金剛峯寺」の拝観料や駐車場⇒「金剛峯寺(こんごうぶじ)拝観料と駐車場/奥の院へは(和歌山県高野町)」
※2020年11月12日(木)訪問
高野山奥之院
高野山奥の院
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