紀伊半島の旅で和歌山県の「道の駅 ねごろ歴史の丘」に寄った際、隣に立派な建築物「旧和歌山県議会議事堂」を見つけたので見学してきました。
隣接して「ねごろ歴史資料館」があり、丘をあがるとD51の蒸気機関車も見学できます。
手でふれる位置で蒸気機関車が見られる(というか触れてきました^^)というのも珍しいかと思います。
戦国好きなら、紀伊国北部の根来寺を中心とする一帯(
和歌山県の北部の根来(ねごろ)での観光名所
◆「旧和歌山県議会議事堂」全景
「旧和歌山県議会議事堂」(無料)
「旧和歌山県議会議事堂」は明治31年に建築されたもので、二度の移築を経て免震装置のある人工地盤の上に花崗岩の礎石を積んだもの。
新しい瓦が一部ふかれていますが、しっくいの美しい仕上がりの重厚な建物です。
◆旧和歌山県議会議事堂」正面
貴重な歴史資料保管
◆「旧和歌山県議会議事堂」明治時代の議会の様子
議事堂内部は実際見て、格調高い壮麗な造りを見ることができます。
議事堂の天井は折り上げの格天井で、上級の武家屋敷のようでした。
◆「旧和歌山県議会議事堂」議事記録など貴重な資料
一乗閣でウェディングも
◆「旧和歌山県議会議事堂」打掛展示
広間は結婚式場やコンサート会場などにも利用されているそうで、つい打掛の素晴らしい刺繍に目が釘付け。
「旧和歌山県議会議事堂」は別名「一乗閣」といい、美しい街並みを着物をレンタルしてランチや散策ができるそうですよ。
「旧和歌山県議会議事堂」時間
- 料金:無料
- 休館日:火曜日と年末年始
「ねごろ歴史資料館」(無料)
「道の駅ねごろ歴史の丘」に隣接している「ねごろ歴史資料館」にもよってみました。
根来寺周辺の歴史、秀吉の紀州攻め、発掘調査、人々の暮らしなどを展示紹介しています。
◆ねごろ歴史資料館内部
◆ねごろ歴史資料館・歴史
覚鑁(かくばん)上人の開創について。
◆ねごろ歴史資料館 天正の兵火について
天正13年の天正の兵火について。
根来寺全山が火の海となった様子。
◆ねごろ歴史資料館 埋蔵して保管する壷
今も発掘調査で次々に見つかる大きな埋甕(うめがめ)。
また紀州徳川家と根来寺との関係についても貴重な資料があります。
ねごろSL公園(無料)
◆根来SL公園のD51 公園全景
「道の駅ねごろ歴史の丘」の向かいの丘を少しあがると、「根来SL公園」があります。
車なら1分のところです。
民間の会社(工場)の門を入ってすぐのところにあり、わかりづらいかもしれませんが、許可なくとも見学者用の駐車場にとめることができます。
◆根来SL公園のD51
公園内はSLとベンチと歩けるスペースで、自由に近づけます。
D51がドーンと据え置かれ、真っ黒な車体からなお光をはなっています。
こんなに近くで見るのは初めて。
車輪の大きさが私の背と同じくらいの大きさで、まさに鉄の固まり。
大きな体を休めてはいるものの、石炭をいれれば、また黒煙をはいて走り出しそうな雰囲気の存在感です。
周りは見物できるよう、ベンチなどが置かれています。
昭和18年から昭和47年まで走行距離140万キロも走ったそうです。
実際に乗ってみたいものですが、こうして近くで見る機会もそうそうないので良い体験ができました。
根来寺遺跡展示施設オープン
令和2年11がつ21日(土)から、「根来寺遺跡展示施設」がオープンします。
発掘された半地下式倉庫、階段遺構を型取りしてリアルに再現したレプリカによる遺跡展示だそうですよ。(無料)
根来(ねごろ)の観光名所・おわりに
和歌山県岩出市根来(ねごろ)の地理や歴史を知らないままに旅していて、「道の駅ねごろ歴史の丘」に寄ったことでこうして観光名所にも行くことができました。
行き当たりばったり、ざっくり紀伊半島巡りの旅ですが、こうした名所に巡り合えるのは旅のだいごみです。
まずは「道の駅ねごろ歴史の丘」に立ち寄ってみてください。
ここで紹介したところは徒歩で行けるところです。
発掘調査がもうじき終わるそうで、道の駅のすぐとなりで整備が進んでいました。
◆「道の駅 ねごろ歴史の丘」となりの発掘調査と資料
◆発掘調査解説
いずれも午前9時から午後5時、火曜日おやすみ。
※2020年11月13日(金)訪問(記載内容に間違いがあればお許しください)
和歌山県岩出市根来2020−1 道の駅 ねごろ歴史の丘"]
ねごろ歴史の丘道の駅(和歌山県)車中泊還暦夫婦温泉旅【紀伊半島一周2020その4】【動画】
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