「旧三笠ホテル」は、軽井沢町大字軽井沢にある豪華なホテルです。
上流階級の方たちの保養や社交の場として、明治39年(1906年)に営業が開始されました。
昭和45年(1970年)に廃業するまでの64年間営業。
米軍用のホテルになる、別館の創設と焼失などの歴史を経て、豪奢なたたずまいと調度品が残されています。
復元した家具などもありますが、当時のまま残されている建築物や家具建具などは、重々しく時代を感じさせます。
どれもこれも素晴らしいものばかり、客室も素敵でしたよ。
旧三笠ホテルの外観
入り口には、自転車置き場と、バスの停留所があります。
軽井沢では、有名な観光名所です。
車なら、無料駐車場が北方向200メートルほどのところにあります。
案内版がたっているのでわかりやすいですよ。
高い木々に囲まれて、白い窓枠がくっきり、屋根の赤いのも目を引きます。
わ~~、すてきな建物!
入り口に、重要文化財である旧三笠ホテル歴史について書かれています。
読んでみてからはいりました。
本来はこういう入り口だったそうです。
趣きあります。
宿泊料の案内ですが、英語と併記。
旧三笠ホテルのロビー
ホテル時代のままに、受付やロビーが修復されてつつ、残されています。
品格のある窓、椅子、テーブル、にシャンデリア、どこを見ても超ハイグレード。
著名人の晩餐会の様子を、写真から垣間見て。
古いですが、なんだか懐かしい。
旧三笠ホテルの客室の様子
素晴らしい家財道具が置いてある客室です。
天井は
板張りの部屋のどこにも、暖炉があります。
用途によって、ベットや椅子テーブルが置いてあります。
洗面所。
バスとトイレ
違い棚には軽井沢彫。
箪笥にもテーブルにも軽井沢彫が施されていました。
トイレは共同もあり、窓がたっぷりとってありとっても明るい。
旧三笠ホテルの特徴
国の重要文化財に指定されている旧三笠ホテル。
日本人の手による純西洋式木造ホテルという点が高く評価されたからだそうです。
明治期には海外のよいものを積極的にとりいれていて、八角の塔屋、非対称の荘厳さ、優れたデザイン性などがみられます。
太い縁の窓枠と幾何学模様のガラス窓には、当時からのガラスが今に残されていて、
景色が歪んで見えますよ。
上流の婦人になった気分で、よいものを見て回ることができました。
軽井沢に行ったら、一度は見ておきたい旧三笠ホテルでした。
入場は大人400円、小中高は200円です。
駐車場は北に少しいったところに無料駐車場が完備されています。
見学のあと、以前旧三笠ホテルで出されていた「幻のカレー」を食べてきました。
⇒「軽井沢「三笠茶屋」で幻の三笠ホテルカレー・清涼感につつまれここだけの逸品を」
長野県 北佐久郡軽井沢町軽井沢1339?342 旧三笠ホテル
長野県 北佐久郡軽井沢町軽井沢1339−342 旧三笠ホテル
スポンサーリンク
コメント