蓼科牧場の後に行ってみた女神湖で、偶然にも「小さなコンサート」に遭遇しました。
静かな小路の入り口にある案内パンフレットに引きつけられるように、小路をあるいて行ってみると、音楽が聞こえてきます。
確かにさっき見たのは、音楽会のプログラムだったような気がしますが、「第〇夜」と書かれていたので夜に行われるコンサートのはず。
練習でもしているのかな?の気持ちで、音に引き付けられて白樺の林を通り抜けると、円形の広場に出ます。
バイオリンらしき音色はさらに大きく膨らんで聞こえてきますし、音楽堂らしき周りに人もいます。
近づくとみなが静かに聴き入っているのがわかります。
「もしかして本番中?」音楽堂に近づいてガラス越しにのぞいてみると、本当に演奏中です!
ドレスを着たお嬢さんと、ピアノ演奏の男性の姿がはっきり見えます。
また観客の皆さんの息をこらした様子もよく見えます。
ちょうどその日、その時間は、「クラスフィナーレコンサート」(第5夜)の演奏会の真っ最中でした。
夜でなく、午後1時開演の演奏会だったんです。
女神湖蓼科野外音楽堂へ向かう幻想的な小路
この小路だけでも、行ったかいがあったというもの!
蓼科牧場から女神湖へ歩いて間もなくのところに、この小路があります。
蓼科牧場を後ろに見て、おしゃれなお店のある方向に歩いてみました、方角がわからないので・・・
こんなおしゃれなレストランもあります。昼食後だったので、次回はここでいただきたい!ものです。
メニューはピザやパスタが中心のよう。
女性が好きそうなメニューがずらり~。この景色の中でぜひ食べたかったなあ・・・。
このお店の向かい側にコンサート会場へ向かう道がありました。
この周辺にも駐車できるところがありますよ。看板のようなコンサートパンフレットがあって、周辺は白樺などが生い茂っています。
コスモスがたくさん咲いてます!8月下旬なのですが、高原では早くも楽しめます。
時間に余裕があったので、女神湖に行く前になんとなく引き込まれるように、この小路に入っていきました。
音楽会は夜行われているらしい、とパンフレットをあまりよく見ずに進んでいきました。
道の脇には白樺の木がたたずんで、素敵な場所です。静かです。
石畳を抜けると、こんもりとした狭い道に。
しばらく行くと、白樺林が続きます。いい光景です。
しばらくひっそりと静まった小路を歩いていきます。幻想的!静かです。
曲がり角に、こんな噴水。ガラスに浮き出るのは・・・白馬。なんともひんやりした空気に包まれます。
蓼科野外音楽堂・室内ホールへ
ここを左に続く小路へ折れると、音楽会会場が見えてきます。
まずはひろーい芝生広場が広がっていて、ここもひっそりしています。
でもわずかに音楽が聴こえてきます、何人かの人の気配もあるし。
広場にでると、バイオリンと思われる音がわかってきました。外にいる人でドレスの人も。
なんだか心がうきうきしてきて、もしかしたら練習中?という期待が。
すぐそばまできてわかりました、本番の演奏会中の真っ最中でした!
しばらく腰かけて、風景を楽しみながら、バイオリン・ピアノの音色に耳を澄ましていました。
なんとも心地のよい時間です。
こんな経験は初めてで、室内の音色をガラス窓一枚隔てて外で聴いています。贅沢ぅ~。
生演奏の音だけ。ピアノとバイオリンのアンサンブルです。
蓼科音楽祭・名曲コンサート
この日は8月19日から24日までの連続コンサートのうち、唯一日中に行われていた、女神湖ミュージックキャンプに参加している受講生の方たちの名曲コンサートだったんです。
会場の中も木のぬくもりたっぷりの屋根の高い音楽室です。
有名な講師陣の方たちのコンサートは有料ですが、受講生の方たちのものだったので無料で。
後半は時間がなく聴けませんでしたが、しばらく屋外で聴いてから室内の椅子に座らせていただきました。
すでに29回目を迎える音楽祭、偶然聴くことができ、とってもラッキーです。
受付で名前を書くと、来年案内をいただけるそうですよ。来年も来たくなっちゃいました。
このあたりに別荘をもっている人は、毎年聴いているんですね。
素敵な時間を、皆さまありがとうございました。
蓼科牧場からは徒歩ですぐです。音楽堂へ続く小路はひっそりとして本当に素敵な道でした。
追記)2016年の予定が決まっていました。第30回になるのでさらに充実した演奏内容になっているそうです。
「星降る高原の小さなコンサート in 女神湖」第30回は2016年8月18日(木)から23日(火)までです。
HPの左のところからパンフレットを入手することができました!→「星降る高原の小さなコンサート in 女神湖」第30回女神湖ミュージックキャンプ
(よっちゃん)
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