ジャカード展」が開催されていたので出かけた「トヨタ産業技術記念館」は、名古屋市西区にあります。
外観はレンガ造りの重厚な建築物、面積もとても広く圧倒されます。
名古屋駅にほど近いところですが、駐車場は建物の前と左右に大きくスペースがあります。
トヨタ産業技術記念館は「繊維機械館」と「自動車館」があり自動車館は二階建。
今日は「繊維機械館」でじっくり織機の歴史とジャカード織りについて見てきました。
車を停め、正面入り口を入るとフロアに大きな機(はた)織り機があり、織っている人があります。(上の写真)
目にも鮮やかな織物が出きあがって、まずは木製の機織り機の大きさにびっくり。
「繊維機械館」で丁寧に説明を受けられます
トヨタ産業技術記念館は屋根が高く広々としていて、繊維機械館の中に入ると、見渡す限りの機織り機が並んでいます。
最新式の超高速の高性能の機織り機があったかと思うと、織り機の歴史をたどれるように古いものから順に並んでいます。
実際にどんな風に使われていたのかの解説が聞けます。お嬢さんが現代の織機の解説をして、
超高速スピードで写真のような複雑な織物ができあがってくるのを見ることができます。
歴史ある織機の説明は、専門の方が。
手作業を含めながら、時間をかけて織られていた初期の織機。
よく糸が切れて、つなぐ手間がかかったそうです。
初代のトヨタの社長さんが、実験を重ねて緯糸(よこいと)をアッという間に通す方法を見つけたことで、いち早く織機の世界でナンバーワンになれたことが印象的でした。
二人がかりで織る、巨大な織り機、着物の反物がこうして織られていたときもありました。
自動になってからも、様々な改良が重ねられて、何種類か大がかりな機械が置いてあり、見物することができます。
ジャカード織り機で複雑な模様を表現
ジャカードさんが、織機の動きを制御できるシステムを導入したことで、複雑な模様を素早く織ることができるようになります。
これが初期のころのジャカード織機
日本でジャカード織機が導入されると、瞬く間に全国ひ広がっていき、織物産業が急発展していきます。
左上の穴の開いた薄い板で、制御ができるんです。
複雑なことはわからないままで、まあそれで私はいいです。とにかくスゴイものを考案してくれた先人に感謝するのみです。
見ごたえ十分の施設です。この後「自動車館」に行き、トヨタのあらゆる車種の車を見てきました。
膨大な量の車が並んでいて、クラッシックなものから近未来のものまで、この数十年の進歩は本当にスゴイ!
車好きの人はワクワク楽しい時間が過ごせるはずですよ。
エントランスロビーすぐ横にレストランがありますから、昼食できます。
あまりに膨大な車を見た後で、建物に寄りかかりホッと一息の夫君です。
頭がパンクしそう。
外観はとても大きく素晴らしいですよ。
トヨタ産業技術記念館は、名古屋市西区則武新町4-1-35
入場料大人500円、となりのノリタケの森(ノリタケクラフトカンパニー)との共通券は800円
詳しくはトヨタ産業技術記念館のHPを見てね!
(よっちゃん)
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