2025年11月3日(文化の日)、名古屋市役所と愛知県庁の一般公開イベントへ行ってきました!
ここは普段は関係者以外立ち入り禁止の場所も多くて、年に一度、この日だけ特別に見学できるという、そりゃあもう貴重な機会なんです。
庁舎の周りではマルシェも開かれていて、建物だけでなく街全体が文化の日を祝う活気に満ちていましたよ。
今回のブログは、当日の様子を撮影したYouTube動画の内容を、写真も交えてもっと詳しく解説していくものです。
なんといっても、この二つの建物はどちらも国の重要文化財!
見どころ満載で、建築好きにはたまらん一日になりました。
イベント概要:どんなイベントだったの?

まずは、今回参加したイベントの基本情報から。こんな感じでした!
- イベント名: 名古屋市役所本庁舎および愛知県庁本庁舎 一般公開イベント
- 開催日: 2025年11月3日(文化の日)
- 時間: 9:00~16:00
- 料金: 入場無料
- 予約: 事前申込不要
- 特徴: 映画やドラマのロケ地パネル展、地域マルシェ(珍しいウクライナマルシェも!)、音楽イベントなんかもあって、盛りだくさん!毎年恒例の地域イベント「歩こう!文化のみち」と連携して開催されていて、街全体が賑わっていましたよ。
前半:まずは名古屋市役所本庁舎から探検!
さて、まず向かったのは名古屋市役所本庁舎。
昭和8年(1933年)に建てられたという、歴史の重みを感じる立派な建物です。
さっそく中に入ってみましょう!
1. 屋上からの絶景!名古屋城を一望できる特等席

最初のお目当ては、なんといっても屋上です!
ここは普段は固く閉ざされていて、文化の日みたいな年に一度の特別なイベントの時だけ上がることが許されるんです。

階段をのぼって屋上に出た瞬間、「おぉー!」と声が出ました。目の前には名古屋城の天守閣がドーン!市街地も一望できて、まさに特等席からの眺めでした。
2. まるで宮殿!豪華絢爛な「貴賓室」

次に4階へ上がって、海外からのお客さんなどを迎えるための「貴賓室」へ。
ここがまた、すごい!

まるで宮殿のような豪華さで、建設当時の内装や調度品が今も大切に残されています。
特に印象的だったのは、薄く削った大理石をシェードに使ったというシャンデリア。

扉の飾り金具や、飛雲(ひうん)、桐紋(きりもん)といった和風のデザインも随所に見られて、職人さんのこだわりを感じましたね。

隣には「貴賓化粧室」もあって、鮮やかな青いタイルで装飾された洗面台がすごくお洒落でした。
3. 市政の中心!歴史を感じる「市長室」

続いては、市政の中心である市長室へ。主に3階と4階に配置されているそうです。
中に入ると、歴史的な重厚感が漂っていて、ピシッと背筋が伸びるような感覚。

和と洋のデザインがうまく融合した、趣のある空間でした。まさにここが、名古屋の政治の中枢なんだなぁと実感しました。
4. ドラマの聖地!『虎に翼』や『VIVANT』のロケ地にもなった廊下

実はこの名古屋市役所、「名古屋のロケ地の聖地」とも呼ばれているくらい、いろんなドラマや映画の撮影で使われているんです。
最近だとNHKの朝ドラ『虎に翼』や、大ヒットした『VIVANT』、他にも『SP革命編』や『華麗なる一族』など、名作ぞろい!
特に陶製のタイル壁と大理石の床が美しい2階の中央廊下を歩いていたら、案内の方から「ここの大理石、実は東京の国会議事堂を建てた時の余った材料で造られたんですよ」なんて裏話を聞いて、
思わず「へぇ〜!」と声が出ちゃいました。そんな歴史があったとは!
5. 全国でも珍しい!円形の「議場(本会議場)」

そして、名古屋市役所の探検の締めくくりは3階にある議場(本会議場)です。
会議が円滑に進むようにとの願いを込めて、全国でも非常に珍しい「円形」に設計されているんだとか。
天井は名古屋城本丸御殿と同じ「格天井(ごうてんじょう)」という造りで立派でしたよ。面白いのは、議員席の番号に「42番」がないこと。

「死」を連想させるからだそうで、昔ながらの遊び心を感じましたね。
後半:隣の愛知県庁本庁舎へ移動!

名古屋市役所をたっぷり満喫した後は、お隣の愛知県庁本庁舎へ。
こちらも同じく国の重要文化財。外観からして、また違った魅力があります。
1. お城みたい!和洋折衷の「帝冠様式」

愛知県庁本庁舎は1938年(昭和13年)の竣工。
一番の特徴は、なんといってもそのデザインです。
西洋風の鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物のてっぺんに、名古屋城をモデルにした立派な和風の屋根が乗っているんです。
これを「帝冠様式(ていかんようしき)」って言うんだそうですよ。まさにお城のような風格で、青空に映えていました。
2. 細部まで美しい!鳳凰が舞う「貴賓室」

愛知県庁の5階にも立派な貴賓室がありました。
市役所のシャンデリアがシェードに大理石を使うという職人技だったのに対し、県庁のシャンデリアは大理石そのものを装飾に使う豪華さ。

天井も、市役所が和風のモチーフだったのに対し、県庁は鳳凰が舞う華やかな絵画で、それぞれの個性が光っていましたね。
レトロな電話機やマントルピースもあって、昭和モダンな雰囲気がたまりませんでした。

どっちも甲乙つけがたいけど、わしは市役所の職人技が光るデザインが好みかなぁ。
3. ランチタイム!昭和レトロな「県庁職員食堂」

ちょうどお昼時になったので、5階にある県庁の職員食堂でランチをすることに。
普段は平日しかやっていないんですが、この日はイベントで特別に営業していました。

窓からはさっきまでいた名古屋市役所の建物が見えましたよ。和定食や麺類など、昔ながらのメニューが並びます。

そして何より、食券を買う方法が懐かしい!この昭和レトロな券売方法には、還暦世代の夫婦、思わずシビレました(笑)。
4. 県政の歴史舞台「旧議事堂」

県庁舎の中には、かつて議事堂として使われていた場所も残っていました。
この本庁舎が完成した昭和13年(1938年)から昭和50年(1975年)まで、この2階と3階にまたがる空間が県議会の舞台だったそうです。

手狭になったため、隣に新しい議事堂が建てられ、こちらは「旧議事堂」となったんですね。

県政の歴史が刻まれた、重みのある空間でした。
まとめ:歴史と文化に触れた大満足の一日!
名古屋市役所と愛知県庁の一般公開、本当に素晴らしい体験でした。
普段は見ることができない歴史的な建物の内部をじっくりと見学できて、建築の美しさや歴史の重みを肌で感じることができました。
まさに、大満足の一日!
もし興味を持った方がいれば、ぜひ来年の文化の日に訪れてみてください。絶対におすすめですよ!
お知らせ:YouTube動画も見てね!
今回の探検の様子は、動画でも詳しく紹介しています。建物の雰囲気や細部の美しさがより伝わると思うので、ぜひご覧ください!
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