作曲家の中山晋平(1887年~1952年)の作品を知らない人はいないはず、「てるてる坊主」「シャボン玉」と聞けば、メロディが浮かんできますよね。
生涯に1700曲もの童謡や唱歌を発表してきた大作曲家・中山晋平さんが晩年に住んだ別荘が、熱海の梅園の中にあります。
別荘が移築されているものですが、愛用品の数々や五線譜に作曲中の自筆の遺品などを拝見できる記念館として、無料公開されています。
子供の頃に聞き覚えのある曲だけでなく、名曲が生まれた背景もうかがい知ることが出きますから、邦楽好きんにはたまらないところしょう。
広いガラス窓から海を見渡しながらの曲もあったのでしょうね。
熱海梅園梅まつり中の梅に囲まれた中山晋平の別荘
別荘の外観です。
実際中山晋平さんがお住まいになっていたのは、熱海市の西山町というところで、昭和19年から27年のおなくなりになるまでの期間です。
お住まいになっているときはこの景色をご覧になることはなかったのですが。
部屋から見る梅園の景色はそれは素晴らしいです。
記念館=別荘のお部屋の様子
一階の角部屋から外を見渡せます。
日差しが明るくて気持ちのよいお住まい。
◆床の間
二階に上がって、
二階の窓際に立つと遠くまで見通せます。
梅園内の咲き誇る梅を高い位置から鑑賞できます。
◆二階の廊下
ここでお昼寝したくなります・・・
◆廊下のライト
当時のままのものが残ります。
中山晋平が愛した品々
別荘内には中山晋平さんが愛用していた品物も多数あります。
一番大切だったはずのピアノ。
蓄音機もありました。当時のレコードなども。
◆愛用の紅茶カップ
洗練されてますね。
◆名曲「肩たたき」の歌詞や当時の資料など
これは「背くらべ」の直筆楽譜の複製みたいです。
。。。いろいろな品物が展示してあります。
懐かしい曲の数々が頭の中を巡ります。
中山晋平記念館(熱海)へのアクセス
中山晋平記念館は「熱海梅園」内にあります。
住所:熱海市梅園町8-1
・JR来の宮駅より徒歩 約10分
「熱海梅園梅まつり」の期間は、梅園に入るのに入場料300円かかります。
「もみじまつり」の期間は、梅園の入園料は無料。
開館時間:10:00 ~ 15:30(梅まつり期間中は10:00~16:00)
休館日:毎週木曜日(梅まつり期間中は無休)
※2020年の「熱海梅まつり」は1月11日から3月8日までです。
上の写真は2月9日の熱海梅園梅まつりのものです。
中山晋平記念館(熱海市)
熱海市中山晋平記念館"
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