国宝の犬山城の天守閣にあがってみると、木曽川と城下町を見下ろす景色は素晴らしい絶景でした。
室町時代の天文6年(1537)に建てられ、天守は現存する日本最古の様式で、犬山城の外観が入るように「写真撮ります隊」の方が記念写真をとってくれたりします。
甲冑の武者が突然現れたり、入場口前で待ち構えてくれていたりとサービス満点です。
桜のきれいな犬山祭のときには(4月はじめ)には入場まで何十分かの待ちがでるほどの人気ですから、混雑前に行ってみました。
天守閣を一周できるのですが、欄干が古い木製・・・怖さもあって絶景ひとしおです。
国宝犬山城の天守閣の様子と絶景
犬山城の外観を下から眺めてみると、一番上から人が出てきて、右方向に歩いて行くのがわかります。
「外に出られるんだ」とわかって天守閣に上るのですが、中は当然ものすごい急な階段です。
これまでどれくらいの人が上ったのか?木製の手すりはツルツルで、階段もツルツルなので、滑り落ちそうなくらい。
膝より上にもう一方の足を上げないと踏み込めないほどの一段の高さです。(20年後には上がれそうもないかな)
そして最上階、10畳位の四角いスペースで戸は開け放されていて、周囲を回れるようになっています。
景色は絶景かな絶景かな!
とはいえ足元も欄干も古い細い木製のもの。
その下は入り組んだ屋根しかない・・・
写真のように木製の欄干があるのですが「もたれないでください」とあり、当然怖くてもたれられるものではありません。
もたれたら最後、ベキっと音をたてて折れてしまいそうなほど老朽化している(ように見えます)。
下をのぞくと怖いので、遠くを見ましょ。
木曽川は湖のようにおだやかでした。
右手側に手すりはなく、欄干も腰より低い高さしかありません。足元は板のみ。
こんな高層のベランダで、低い柵なんていまどき当然ないので、怖いのなんの。
みなさん平気のようですが、高所恐怖症の人は上るだけにしておいた方がいいようです。(一方方向にしか周れませんから後戻りできないんですよ)
とはいえスリルは満点!おかげで絶景の景色が一層印象的です。
犬山城の中は、甲冑の展示や修理前の瓦、当時の全国大名の石高などが展示されていましたが、暗い城内なので見にくいです。
甲冑(かっちゅう)姿の武者さんの記念撮影サービスとほら貝
入場券は犬山城だけなら大人一人550円で券売機で買います。
隣の有人の窓口は、テーマパークや他の施設との共通割引券が何種類もあるので、そちらが欲しい人用になってました。
甲冑の勇ましい武者との記念撮影もできます。快く応じてくれます。
入場券を渡した後、「写真とります隊」の男性がいて、犬山城をバックに写真をとってくれます。
ニコニコして気持よく撮影してくれました!ありがとうございます。
またほら貝をもっていた武者さんが「ぼぉぉぉ~~~ぼぼぉ~~~~~」と吹き鳴らしてくれました。
この日は3月13日の日曜日で、「第7回犬山城下町あったか鍋と地酒まつり」というのイベントの日だったためか、城下町でも甲冑姿の武者さんが歩いていました。
雰囲気でますね~。(歩行者天国のところもあるのですがここは車乗入れOKのところ)
犬山城の第一駐車場は一日500円
国宝犬山城に行くにあたって車を利用するなら駐車場のことが気になりますね。
犬山城の入り口にほど近い第一駐車場は、乗用車一日500円、自動二輪200円でした。
ここから犬山城はすぐです。トイレもありました。
第二駐車場はお城の下に徒歩10分ほどのところにあります。
私達は無料の駐車場を近くで知っていたので、そのに停めました。そのことはこちらに詳しく書いてます→「国宝犬山城の駐車場情報・駐車料無料で犬山観光できました(愛知県犬山市)」
また城下町にもコインパーキングがあって、観光に要する3時間ほどで500円くらいの同じような値段で停めることができます。
そのことも同じところに書いてあります。
桜が美しい犬山祭について
犬山市の犬山祭は4月2日(土)~3日(日)の二日間です。
2016年(平成28年)の桜開花予想でいくと、開花が早いので、犬山祭のときは満開か散り始めるかもという予想です。
この期間は営業時間が通常より1時間延長で、9時から18時(入場17時30分まで)まで営業です。
例年混雑するそうで「天守登閣にあたり、20分~40分ほどお待ちいただくこともございます」とい案内がHPにありましたよ。
電車・車での行き方の説明なども犬山城のHPに詳しいですよ。
愛知県犬山市犬山北古券65-2 国宝犬山城
おトイレには授乳できたり、オムツ替えもラクラクの「赤ちゃんの駅」があります。いいネーミングですね。
犬山祭も甲冑姿の勇ましい武者さんたちと写真撮影できたり、記念撮影サービスもしていただけるはずです。
城下町もすぐ目と鼻の先なので、ゆっくり散策すれば和やかな気分に浸れます。
最後に国宝の天守閣アップ!一番上で景色を見ている人がいますね、あそこがスリル満点の欄干です。
(よっちゃん)
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