◆伊吹薬草の里文化センター
伊吹山は薬草の宝庫と言われますが、古くは平安時代に宮中にも献上された歴史があります。
伊吹薬草の里文化センターの前庭に「薬草園」があり、薬草と伊吹山の植物を見ることができるということで行ってきました。
また施設内に「薬草湯」があり、伊吹山登山の帰りに汗を流す人が多いとか。
薬草の効能にふれてみることができる珍しいところです。
伊吹薬草の里文化センターの薬草湯
◆伊吹薬草の里文化センタ―内にある「いぶき薬草湯」
大浴場(約35名)と小浴場(約25名)があり、男女が曜日ごとに入替制です。
両浴場に露天風呂あり。
薬草湯の効果
薬草湯にはこんな効果が。
いぶき薬草湯では、ヨモギを主体にセンキュウ、チンピ、シャクヤク、ハッカ、ジュウヤク、トウキと7種類の薬草を使用しています。
効能効果は冷え性、腰痛、あせも、リュウマチ、神経痛、疲労回復、湿疹、しもやけ・荒れ性(ホームページより)。
一枚岩の花崗岩風呂は日本最大級ということですよ。
いぶき薬草湯・営業時間
◆伊吹薬草の里文化センター いぶき薬草湯 時間
- 営業時間:12時半から19時半(最終受付19時15分)
- 夏季営業時間(7〜8月の土・日・祝):11:30から営業
- お休み:毎週月曜日(祝日は開館)休日の翌日(土・日・休日は開館)12/29~1/3冬季(11月~3月)は土・日とこれに連続する祝日のみ営業
いぶき薬草湯・料金
- 大人620円/小学生以下(3歳以上)310円
- 回数券大人5,700円/小人3,100円
<市民割引>
- 大人460円/小人260円
- 回数券大人4,600円/小人2,600円
<アメニティグッズ>
- タオル200円
- バスタオル650円
露天風呂で薬草湯
◆いぶき薬草湯 月2度の露天風呂薬草湯の案内
薬草湯は室内風呂にひとつありますが、第三土日には露天風呂も薬草湯に。
薬草の生葉や旬の果実を入れた変わり湯になるそうですよ!
過去には、びわの葉湯・うどの湯・おみなえしの湯・アップルミントの湯などがありましたよ。
いぶき薬草湯・休憩室
◆いぶき薬草湯 休憩所
湯上りには畳の休憩所でくつろげます。
伊吹山登山の帰りに「いぶき薬草湯」に寄る人が多いそうです。
いぶき薬草湯の大浴場・小浴場の入替について⇒「伊吹山麓まいばらスポーツ文化振興事業団 のいぶき薬草湯のホームページ」
伊吹薬草の里文化センターのイベント
アルフォンス・ミュシャ企画展花めぐり旅
訪問したときは、「アルフォンス・ミュシャ企画展花めぐり旅」というイベントが開かれていて、観賞できました。(2022年4月24日から6月12日開催)
料金無料。
そしていぶきの里文化センター2階ギャラリーからは、
◆伊吹薬草の里文化センターのギャラリーから伊吹山
伊吹山が目の前にのぞめます。
2022年のイベント(伊吹薬草の里文化センター)
年間を通して、学びのとびら、湖北センゴクセミナー、薬草美活セミナーが2022年は開催されています。
また講演会も随時あるようです。
薬草、薬膳に興味があるので、薬草美活セミナーをチェックしてみたいなとおもいます。
イベントの詳しい内容は⇒「伊吹山麓まいばらスポーツ文化振興事業団のホームページ」より確認してみてくださいね。
薬草園を見学
前庭の薬草園
◆伊吹薬草の里文化センター 薬草園
薬草の里文化センターの前庭に「薬草園」が整えられています。
山野でみかける花木も植えられ、薬草とともに楽しめますよ。
まだ薬草そのものの知識がない私には、薬草の生育状況や見慣れぬ草花にとまどいましたが、
多くの種類の薬草が、いくつもの区域に分かれて楽しませてくれます。
◆薬草園 メグスリノキ
◆伊吹薬草の里文化センター 薬草園
屋外でいつでも見られます(無料)。
昔はお風呂に入れるだけでなく、煎じて飲んだり虫よけにしたりと、生活に密着していた薬草。
◆伊吹薬草の里文化センター 薬草園
いったい何種類くらいあるのか。。。
伊吹山中に「50ヘクタールの規模」、「南蛮から取り寄せた植物3,000種を栽培」と江戸期に書かれた「南蛮興廃記」などに書かれているそうで、
織田信長がポルトガル人に命じて薬草園を作らせたという伝説が残ります。
伊吹山のみに自生している薬草から、その特殊性や個性が伊吹の薬草の魅力ですね。
◆伊吹薬草園の薬草パンフレット
薬草といってもこんなにきれいな花を咲かせるのですね。
薬草園・香りの楽しみ方
薬草には特有のステキな香りがするものがありますね。
ここではハーブの香りを楽しんでよいことに。
その場合は、親指と人差し指で葉をこすり合わせて、その付着香をかいでくださいとあります。
伊吹薬草の里文化センター・アクセス駐車場
アクセス方法
- 北陸自動車道:長浜ICより11㎞
- 名神高速道路:米原ICより11㎞、関ヶ原ICより11㎞
駐車場
◆伊吹薬草の里文化センター(滋賀県米原市)
駐車場は180台分、無料です。
◆伊吹薬草の里文化センターいぶき薬草湯へのアプローチ
伊吹薬草の里文化センターの温泉とイベント/料金時間とアクセス駐車場まとめ
この日は薬草園をメインに行きましたが、次回滋賀県方面にいくときは「薬草湯」でのんびりしたいと思います。
「薬草」とは、薬用に用いる植物の総称で、そのまままたは簡単な加工をして有効成分を抽出するなどして使われています。
薬草初心者の私は、「よもぎ」を乾燥させて布袋にいれてトイレ、お風呂の窓に置いていますが、独特の香りで虫よけになっているみたいです。
伊吹山の岐阜県のふもとにも、薬草湯に入れる「かすがモリモリ村フレッシュ館」がありますよ。
伊吹山の薬草がたくさん販売されていて、薬膳料理もいただけます⇒「かすがモリモリ村・薬草風呂と食事(薬膳料理)でリフレッシュ、営業時間」
※2022年5月18日訪問
伊吹薬草の里文化センター 所在地:滋賀県米原市春照37番地 下の行のワンクリックでコピーできます。
滋賀県米原市春照37番地
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