◆岡山後楽園の風景
岡山後楽園は江戸時代を代表する大名庭園の一つ。
延養亭(藩主の居間)、能舞台、園内各所にある茶室や祠が、広い芝生や池を取り囲むようにたたずんでいます。
池や築山などが水路や園路に結ばれて、様々な風景を楽しめる回遊式の庭園です。
園内はほとんどが田畑だったところを、園内全体に芝を敷き詰めたのは明治以降のこと。
日本三名園の一つ 「岡山後楽園」を晴れた10月の日に見学してきました。
- 料金と時間
- 駐車場とアクセス
- 後楽園の園内の様子
を詳しくお伝えしますね。
目の前にそびえる岡山城にも寄ってきました。
岡山後楽園・料金と時間
◆岡山後楽園の入園料などの案内
入園料金は単独と共通の二種類あります。
<入園料・後楽園単独>
- シニア(65歳以上)140円
- 大人(15歳から64歳、高校生以下を除く ) 410円
- 高校生以下の方は後楽園の入園料が無料(高校生は生徒手帳の提示が必要)
<共通券の入園料>
- 後楽園と岡山城 :大人580円
- 後楽園と夢二郷土美術館:大人1050円
- 後楽園と岡山城と夢二郷土美術館:大人1220円
※シニアの方は共通の入園料はなくそれぞれの施設で支払い
私たちは「岡山城」の共通券を購入しました。
開園時間
- 3月20日から9月30日:7時30分から18時まで(入園は17 時45分まで)
- 10月1日から3月19日:8時から17時まで(入園は16時45分まで)
- 早朝開園施行中:9月は6時30分から、10月から11月は7時から開園
岡山後楽園・駐車場とアクセス
◆岡山後楽園の全容と岡山城、主要配置図
岡山城と南側にある後楽園の地図です。
駐車場の入り口は一か所で、バス停や蓬莱橋の近く、後楽園の真北にあたります。
駐車場は後楽園の北から東側に塀に沿って作られています。
◆岡山後楽園の駐車場の出入り口
◆岡山後楽園の駐車場、右の塀は後楽園
駐車場は広いですが、後楽園の塀に沿って南に長く続いています(二段に分かれています)。
奥に行くほど入り口から遠ざかり、数百メートルはあるくことになるかもしれません。
駐車料金
- 駐車料金は1時間100円
- 上限はありません!
◆事前精算機
精算がスムーズにできるよう、駐車券は必ず持って降り事前精算機を利用するとよいですね。
精算機は後楽園入り口のそばにあります。
精算後30分以内にでてくださいと。
アクセス
- 岡山インターチェンジから車で20分
- JR 岡山駅から徒歩25分
- JR岡山駅から路線バス約10分から15分 後楽園口(東口)ターミナル1番乗り場
岡山後楽園の園内の様子
園内はとても広々とした緑の芝が美しいところでした。
◆岡山後楽園のパンフレットの地図
入場のときいただくパンフレットを見ながら、歩いて行きます。
岡山後楽園は、岡山藩二代目藩主池田綱政が築いた庭園で、 父から受け継いだ岡山藩の基盤を固めた人。
1687年に築庭をはじめ、園内中央を明るく開けた平坦地の 一部を芝生とし残し、大半は元の田畑をそのまま取り込んだ明るい庭園でした。
歴代藩主も政務の合間過ごす安らぎの場として利用していました。
後の藩主の好みで手を加えられることにより、現在の庭園が形作られていきます。
主要な建物「延養亭」と能舞台
◆岡山後楽園の「延養亭」
最も主要な建物は、園内が一望できる「延養亭」で、藩主が後楽園を訪れたときの居間として使われたところ。
隣に能舞台があり、自らもすぐれた舞手だった池田剛政がここで舞い、また舞台を楽しんだといいます。
◆能舞台・栄唱(えいしょう)の間
現在の建物は戦後に再建されたもので、能装束の名品が多数残されています。
訪問したこの日は日曜日で、ちょうど舞いが披露されていました。
生の舞台を拝見できる貴重な体験でした。
◆花葉池の大立石
能舞台の横には「花葉池」という池があり、蓮が植わっていて、巨大な岩が鎮座しています。
この石は「大立石」といい、元禄四年に池田綱政が運ばせた庭石。
割れ目があるので説明を見ると、花崗岩を90個に割って運んで元の形に組み上げたもの!
すごい技術ですね。
こうした巨石は庭園内にいくつか見られました。
岡山後楽園の庭園内の様子
広い広い後楽園の園内を見て回るのに、およそ数十分はかかります。
その一部を映してきたので、どんな風景か感じてもらえたら。。。
◆川の上に張り出した松
◆芝生の広場と茶畑
◆稲刈りしたばかりの田
◆岡山後楽園園内で一番大きな沢の池
◆岡山後楽園にいるタンチョウ、6羽
タンチョウが園内を散策する日程も決められているようですよ。
一通り園内を散策して、岡山城にも行って、2時間ほどあるいたところで休憩を。
お抹茶とソフトクリームで休憩。
「きびだんご」がついたお抹茶と
梅ジャムのソフトクリーム。
目の前には贅沢な後楽園の庭。
きれいな錦鯉が池で泳いでいて、「棒状のふ」の餌をやることもできます。
休憩できる板張りの東屋(大きい)があり、くつろぐことができます。
水には足をつけられません。
岡山城は南門から
後楽園の南側にある「南門」から、岡山城へ通じています。
茶屋が数件あり、「月見橋」を渡っていくので、2分ほどでつきます。
食事や休憩はその茶屋でもできるので、チケットを見せると再入場できることになっています。
南門を出てすぐにある、城見茶屋。
「お城を眺めながらお食事をどうぞ」とあります。
窓越しに見られる位置には限りがあるので、座れたらラッキーですね。
さて、後楽園の入り口付近からは、岡山城の遠景が見られます。
◆岡山後楽園から見る岡山城
四季折々の催事に合わせて行くプランを
私たちが訪問した10月中旬は、紅葉にはまだ早く、菊花大会もまだの時期。
芝の緑はとても美しく、池の鯉も元気いっぱいの季節でしたが、後楽園ならではの「催事」に合わせて訪問するのがベストなプランかと思います。
◆岡山後楽園・四季の主な催事
詳しくは確認してくださいね⇒「岡山後楽園のHP」
岡山後楽園の雨の日は?穴場か?服装は?
岡山後楽園の雨の日は、これまた幻想的!で穴場!
雨の日はお出かけする人も少なく、岡山後楽園と紅葉、新緑、そして雨の幻想的な風景を楽しむことができます。
大雨でない限り岡山後楽園の緑や紅葉を楽しむには案外!穴場かも?!
雨の日は気温も下がります、服装や足もとの準備を完璧にしてください。
岡山後楽園の雨の日に準備したいもの/注意事項
- 雨にぬれてもいいレインブーツや靴
- 大き目のビニール傘(岡山後楽園の風景が見やすい!)
- 春や秋、冬には気温が下がりますので日中でもコートやジャンパーなど羽織ものを
- 客足は減りますが小雨程度なら土日には渋滞があるかも
- 透明の大き目の傘で相合傘がいい!カップルにはむしろおすすめの雨
【岡山後楽園】料金時間/駐車場とアクセス/園内の様子をダイジェストで/雨は?(岡山市)まとめ
日本三名園の一つ 「岡山後楽園」を晴れた10月の日に見学してきました。
料金と時間、駐車場とアクセス、後楽園の園内の様子などまとめました
後楽園の南にそびえる「岡山城」に上ってみました⇒「「岡山城」入場料と時間/駐車場/内部の様子は?無料着付け体験(岡山市)」
歴史の町、倉敷の美観地区も行ってきました⇒「倉敷・美観地区の散策風景/アクセスと駐車場/案内マップを駅前で(岡山県)」
2019年10月13日(日)の訪問体験談です。
岡山県岡山市北区後楽園1−5岡山後楽園
岡山県岡山市北区後楽園1−5 岡山後楽
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