「土山サービスエリア」は、滋賀県甲賀市土山町南土山の新名神高速道路上 にあるサービスエリア。
ここに行くと、NHK朝ドラの「スカーレット」に出てくる信楽焼のタヌキの置物、それもとてもかわいいタヌキに出会えます。
あまりのかわいさに、じっくり観察。
タヌキにちなんだお土産もたくさんありましたよ。
下りの施設の入り口に置かれていたタヌキ
◆土山SA下りの施設入り口の青いタヌキ
頭の上に緑の葉っぱをのせて、青い忍者の服装をしています。
背中に刀をさしていますね。
右手には徳利、左手の木の札には「一休みたぬき」と書かれています。
通い帳も持っていますね、そこには「〇の内側に休息」の文字。
にっこり微笑んで、なんとも可愛らしいですね。
徳利を湯のみのように持って、口に運んでいるように見えるので、先を急いでいるのにゆっくり休憩したくなっちゃいました。
◆土山SAの中央の施設入り口の黄色いタヌキ
施設の中央の入り口には、黄色いタヌキ。
下り大阪・草津方面、上り名古屋・亀山方面の共同施設の入り口。
同じく緑色の葉を頭にのせ、黄色い忍者の恰好で、「印」を結んでるのでしょうか。
指が立ってないのはしかたない。。。
後ろに刀をさして、キュッと結んだ(?)口元がかわいい。
「いらっしゃいませ土山たぬき」の札をさげ通い帳には「土山SA」の文字。
「忍者とタヌキの置物」をミックスさせた、なるほどの愛らしさですね。
朝ドラ「スカーレット」とのコラボ商品も
扉を入ると、NHK朝ドラ「スカーレット」のポスターが貼ってあり、それにちなんだお土産や観光案内が置いてあります。
施設の中に進んでいくと、タヌキにちなんだお土産があるある。
◆狸のぽんぽこりん
こんな楽しい包紙、「スカーレット限定」っていうと欲しくなりますね。
でっぷりとした狸の置物も鎮座。
これぞ「信楽の狸の置物」です、さらにカエルとフクロウまで。
縁起がいい狸に、「お金が帰るのカエル」、「フクロウの不苦労」までという、なんとも縁起良すぎの狸です!
ここまでやる?ですが、よい兆しがあるのはよいことですもんね。
連続テレビ「スカーレット」にちなんだお土産品も数々あります。
京都が近いので、八つ橋はじめ京菓子の銘菓も並びます。
食事処のメニューは豊富、「肉つけ七穀うどん」は食べたかったなあ。
雑穀を混ぜ込んだうどんは、繊維質が多くて素朴な雑味がおいしいので気に入ってます。
ということで、土山SAには、狸にちなんだもの、信楽焼にちなんだもの、京都みやげが並びます。
忍者に扮したタヌキがとてもかわいく、ゆっくり休憩したくなるSAでした。
狸の置物が福を呼ぶわけ
◆菩提寺上りPAに飾られている信楽焼狸の置物
福を呼ぶとされる「八相縁喜」の狸の置物の意味を知っておくと、人気の秘密がわかってきます。
信楽の狸の置物の特徴はこの八つ。
- 大きな笠
- クリっとした大きな目
- 笑顔
- 通い帳
- とっくり(徳利)
- 太いしっぽ
- 大きなおなか
- 金袋
それぞれの意味について
1大きな笠:思いがけない災難や悪事から笠が守ってくれるという意味
2クリッとした大きな目:前後左右に気を配りお客様の気持ちを考えて商売ができるようにという意味
3笑顔:商売は愛嬌や愛想が大切、笑顔を振りまくことで周りを幸せな気持ちにする
4通い帳:昔お酒を買うのにツケにする習慣があった、 お客様との信頼関係を築けるようにという願いから
5とっくり(徳利):飲食に困らないようにとの意味が込められている。徳利は善行を積むことで商売繁盛につながる意味もある
6太いしっぽ:大きな太いしっぽは、体を支える安定感を表している。終わりよければすべてよしという意味も
7大きなおなか:小さなことに動じず腹を据えて冷静に物事に取り組むということを表している
8金袋:大きな玉袋には自由に使えるお金が増えますようにという願いが込められている
こんなにたくさんの意味と願いが込められているのですね。
飲食店の店頭でよく見かける理由は、こんなところにあったのですね。
狸の置物、今年はブームになるかな。
※NHK朝ドラ「スカーレット」は2019年度後期放送の「連続テレビ小説」101作目のテレビドラマ。
滋賀県甲賀市土山町南土山1122 土山SA
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