◆全長寺 滋賀県長浜市 境内のあじさい
長浜市余呉町にある曹洞宗のお寺、全長寺のあじさいは、写真のプロもおすすめのビュースポット。
背景にこんもりと茂る緑、お寺の屋根の稜線も美しくあじさいが一段と映えます。
6月上旬に訪問したときは、まだ咲き始めの初々しさ。
景観のよさでおすすめのあじさいの名所です。
全長寺(ぜんちょうじ)のあじさい
◆全長寺 本堂
全長寺は別名「あじさい寺」と呼ばれています。
慶長2年(1597年)に開創したと伝わり、ご本尊は釈迦牟尼佛をまつっています。
あじさいの見頃
あじさいの見頃は、6月下旬から7月上旬。
境内一面に咲き誇る様子は、背景の深い緑とともに冴えて鮮やかです。
全長寺の境内のあじさい
◆全長寺 駐車場から参道とあじさいの道へ
参道にもあじさいが植わり、あじさいの道は横道へ離れるようにして続きます。
◆全長寺 お庭にある満開のあじさい
◆全長寺 お庭のあじさい
6月中旬の今は、咲き始めの株も多く、見ごろまでもう少し。
◆全長寺 お庭のあじさい
大きな株もあり、また池のほとりには、まだ植樹されたばかり小ぶりなあじさいも。
新しい品種を育てる予定のようです。
◆全長寺 小さなあじさい株も
◆全長寺 池のまわりのあじさいと恵比寿さん
◆全長寺 参道をまもなく彩るあじさい
参道の両脇にもあじさいの株が並ぶのですが、まだ2部咲きくらい。
全長寺には6月下旬から来てみてくださいね。
全長寺の周辺のあじさいの様子
◆全長寺 境内の外
お寺の周囲は柵などの区切りがないので、農道にでての遠景もステキなところです。
◆全長寺 本堂や庫裏をバックにみるあじさい
本堂の裏手にもあじさいの大きな株がいくつもあります。
まだ咲き始めなのが惜しい。
全長寺あじさい鑑賞・所要時間
あじさいの鑑賞にかかる時間は、およそ30分ほど。
境内はそれほど広くはないですが、撮影目的だと庫裏の裏側にまわるなど、よいスポットを探すのにもっと時間はかかるはずです。
写真家の方にお話うかがう
◆全長寺 写真家の方とあじさい
滋賀県在住のあじさい写真愛好家の方とあい、あじさいの一番のみどころを聞きました。
滋賀県内で撮影に向くあじさい園の一番は「もりやま芦刈園」、そして二番がここ「全長寺」。
(もりやま芦刈園にも行きました、これから紹介しますね)
あじさい撮影には、早朝が色鮮やかで、雨のときがいいとおっしゃっていました。
あじさいの種類・株数
あじさいの種類は50種類ということです。
池の周りに珍しい品種のあじさいが生育中だったので、これからさらに増えて楽しみです。
株数は現在1,000株くらい。
全長寺 駐車場や料金
駐車場
◆全長寺 駐車場
駐車場は参道左にあり、無料。
30台分ほどとめられます。
ナビで行ったら裏手の空き地についてしまい、とめましたが、とがめられることはなかったです。
拝観料
無料でした。
300円と記載のあった観光情報サイトもあり、もしかすると6月下旬の見ごろから有料なのかもしれません。
アクセス方法
<公共交通>
- JR木ノ本駅よりバスで15分「今市」下車徒歩5分
<自動車>
- 北陸自動車道木之本ICより15分
全長寺あじさい・まとめ
全長寺豆知識
- 賤ヶ岳の戦いで活躍した毛受兄弟の供養寺
- 伊香西国第25番の札所
- 「本堂」は県指定の有形文化財で曹洞宗寺院の特色
- 「庫裏」は市指定の文化財で本堂の北側にあり廊下でつながり、雄大な建物
まとめと付近の観光名所
全長寺は田畑が広がるのどかな地域にあり、とても静かなところです。
お寺の境内の境界の柵などもなく、平和で穏やかな雰囲気。
2021年はすでに梅雨に入っているものの、雨量が少なく全長寺のあじさいは少々元気がないような気がしました。
これから雨に恵まれれば、下旬からの見ごろに、いっそう美しく華やかに咲いてくれるでしょうね。
まつりやイベントは特にないようです。
近くの余呉湖の湖岸にもあじさいの名所があり、見てきました⇒「余呉湖あじさい園・見ごろ/静かな湖畔を青く彩る/Pあり散策に(滋賀県長浜市)」
※2021年6月11日(木)午前中訪問
滋賀県長浜市余呉町池原885
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