◆雪化粧の富士山新東名上りで・新清水付近
一度は山頂に登りたいと思いつつ、早うん十年経過。
もはや富士山へは車で行くしかありません。
でも世界遺産になった今、登る人も車で行く人もたくさんいるはずです。
行ったのはいいけど交通規制などで、途中で断念することになったらどうしよう。。。
そんな心配があるので、
- 車でどこまで行けるのか
- 初心者向け車のルートおすすめ
- 登った先の観光は?
富士山観光が初めてでも快適に車旅するには、とじっくり調べてみました。
富士山に車で行きたい・どこまで行ける?
富士山の山頂に行きたいのです。が当然車ではムリでしょう。
それならいったいどこまでなら行けるのか?
それはズバリ「五合目まで」。
五合目というと半分しか上がっていない、と思いがちですが、
五合目の標高は約2300m。
この高さは、スカイツリーの3.6個分以上の高さに相当します!
うわッ、すごい高さですね。
ここからの景色は、雄大で壮大な景色でしょうねぇ。
(山梨県側からの「富士スバルライン」利用の場合)
※五合目は天地の境といわれています |
交通規制はいつからいつまで?
標高2300メートルは、平地の気温より約13.8度低くなります。
そのためたとえ20度の快適な気温であっても、五合目では6.2度しかありません。
6.2度といえば、東京の真冬の日中の気温より低いほどです。
季節によっては車が一部通行止めになることもあります。
富士スバルラインは原則一年を通して通行可
山梨県側から上がる「富士スバルライン」は一年をとおして通行可
になっています。
ただし、営業時間があります。およその目安です。
|
※細かく営業時間が決められているので、確認してくださいね。※営業時間外は人も車も有料道路内に残ることはできないので注意を。
また、マイカーの規制期間があります。
平成30年度マイカー規制の実施期間は、
平成30年7月10日(火)17時から平成30年9月10日(月)17時まで 連続63日間
でしたから、平成31年も相応の期間ありそうです。
電気自動車(EV)はマイカー規制に入らないなど、細かい規定がありますからHPで確実に確認してくださいませ。”(-“”-)”
状況によって、1合目までしか行けない、4合目までしか行けないということがあります。
シーズン別混雑状況
富士山への車ドライブは、シーズンによってはとても混雑します。
登山シーズンの7月1日(開山日)から9月中旬までは、確実に混みます!
あまりの混雑に「車で行くのをあきらめ引き返してきた」という経験談もありました。
また五合目からの紅葉の見ごろの時期も混雑します。
紅葉の見ごろは(山梨県側)10月上旬~下旬です。
初めての富士山、五合目までのルート
車で五合目行くには、いくつかルートがあります。
ここでは最も初心者に向いているコース、山梨県側からの「富士スバルライン」を使うルートを紹介します。
梨県側からの「富士スバルライン」
<料金・普通車の場合>
往復 | 2,060円 |
一部往復の場合 | 620円 |
<料金・普通車の場合>
無料 |
(第1・第2駐車場、坂下バス駐車場など、あわせて普通車が約330台、バスが約40台駐車可。それ以外に路傍駐車場あり 予約なし)
<レストラン・ホテルなど>
駐車場付近にはレストランや宿泊施設がたくさんあります。
登山道に続く道(散策路)やゲートも整備されているので、初心者に最もおすすめのルートです。
登った先に何が?眺望のほかにも観光
まず最初に、眺望が素晴らしい。
山梨県側からのぼった駐車場からは、
「晴れていれば眼下に西湖・精進湖・河口湖・山中湖を望む他、富士山の山頂も間近に見ることができる」そうです。
また遠くには南アルプスや八ヶ岳の展望も期待できると経験談にありました。
観光としては何があるのか?
五合目で車を降りたら、登山道を散策してみてはどうでしょう。
30分~2時間ほどの散策ルートがあります。
また自然が豊かなところで、花木・動物を鑑賞することもできます。
植物では、オンタデ・ミヤマハンノキ・ハクサンシャクナゲ・フジハタザオなど。
ハクサンシャクナゲ(ツツジ科) | 6月半ば過ぎから7月下旬頃開花 |
コケモモ(ツツジ科) | 7月~8月頃開花 |
動物では、ニホンカモシカ(天然記念物)・ホシガラス・ビンズイなどを見ることができます。
気圧の変化を楽しむ
標高2300mの五合目は、気圧が約0.8気圧です。
航空機内の気圧とほぼ同じ、ということなので、こんな遊びはどうでしょう。
「ポテトチップスの袋を持っていく」
すると袋がパンパンに膨らんで、気圧が低いことを実感できます。
富士山五合目を楽しむための注意
五合目から山頂にかけては「特別保護地区」に指定されています。
自然保護のため厳しい規制がありますから、
- 「動植物の採取禁止」
- 「溶岩や石の持ち出し禁止」
- 「テント設営やたき火の禁止」
となっています。
地上より13.8度も低い富士山の五合目、ここまでが車の限界です。
やはり真夏に行くと、涼しくて快適でしょうね。
安全に五合目までいけるように、天候と気温の確認を忘れずに、ね!
富士スバルラインのHPには、ライブカメラ(2分間隔)があります。
設定場所は富士山五合目、雄大な富士を正面に見ることができますよ。
富士山五合目は下界の天気が悪い時でも晴れている場合が多いので要チェックなんです!
温泉施設もあるので、今度はその点について調べてみます。
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