◆名古屋市西区八千代湯
銭湯は今や特別な癒しの空間といえるほど、身も心もリラックスるできる心地のよい場所です。
もう何十年とほとんど利用していませんでしたが、最近また足しげく通うようになりました。
のれんをくぐる、番台にあいさつする、女湯ののれんをくぐる・・・という一連の動作で、銭湯の雰囲気にすっぽりと包まれていくこの感覚は、昔利用したことのある人ならきっと懐かしく思い出せるのでは。
広い浴槽で思い切り手足を伸ばせば、温泉気分が味わえ頭の芯までリラックス。
暖かくほのぼのとした銭湯ならではの良さは、スーパー銭湯では感じることはできません。
昔と違う今の銭湯事情(利用システム)をお伝えします。
銭湯の料金と時間
銭湯は公衆浴場で、都道府県知事の許可を得て運営されています。
名古屋市の場合なら、愛知県知事の許可を得て、愛知県内同一の料金です。
銭湯の料金
2020年12月現在で、愛知県の入浴料金は
- 大人(中学生以上)440円
- 中人(小学生)150円
- 小人(小学生未満)70円
神奈川県では
- 大人(12歳以上):490円
- 中人(6歳以上12歳未満):200円
- 小人(未就学児):100円
というように浴場組合ごとに設定されています。
割引について(名古屋の場合)
名古屋の場合は料金の割引もあります。
たとえば「健康入浴の日」には名古屋市内在住で65歳以上の人は、敬老手帳の提示で毎月5日と15日に200円で入浴できます。
また子育て家庭の優待で、「ぴよかカード」又は「はぐみんカード」提示で、大人(保護者)1名につき、小学生以下3名まで値引。
- 小学生 通常150円 → 100円
- 幼児 通常70円 → 無料
銭湯はプラスアルファで何がある?
銭湯は明治時代から続くところから、新しいところでも50年ほどの歴史のあるとことがほとんどです。
時代の変化とともに、設備の変更を余儀なくされている施設もありますし、昔ながらを守りつつ愛されている銭湯もあります。
そのため設備は銭湯ごとで特色があります。
一番の違いはサウナでしょうか。
サウナがある銭湯の特色
名古屋市内の銭湯では、サウナがある銭湯が8割くらいでしょうか。
サウナの料金は無料のところから150円別途かかるところまで幅があります。
サウナのあるところには水風呂もあります。
サウナのいろいろ
一般的なサウナは高温サウナで、いわゆる遠赤外線サウナとかフィンランドサウナと呼ばれる、90度くらいの高温のサウナです。
高温サウナではなく、蒸気サウナ、ラドンサウナなど特色のあるサウナを完備している銭湯もあります。
サウナタオル、ととのいスポットは
サウナ利用者に別途タオルが貸し出しされる場合があります。
サウナの利用者かどうか判別するのが目的のようですが、有料のところはタオルがありました。
「ととのいスポット」というのは、火照った体を落ち着かせる休憩用椅子やベンチのことです。
屋外であれば外気浴もできるので、サウナ利用者ならできればそんな休憩がしたいのですが、こうした設備は、もともとサウナがなかった銭湯には後づけなのでない場合がほとんどです。
ととのいスポットがあるところに出会えればラッキーです。
またサウナマットなるものがある銭湯もあります。
石鹸・シャンプー・コンディショナーなど
普通は石鹸・シャンプー・コンディショナーは持参です。
普通は持参だけど買える
持参しなくても、ほとんどの銭湯では1~2回用のものを数十円で販売しています。
また大型というか家庭で利用する普通サイズの石鹸・シャンプー類を買うこともできます。
今まで利用した中で、石鹸・シャンプー・コンディショナーが置いてあり、無料で使える銭湯が一件ありました。
タオル・バスタオル
タオルやバスタオルは普通は持参します。
持っていなくても、タオルは100円くらいで販売していますし、バスタオルはレンタル、または販売しています。
その他買えるものいろいろ
ほかにも、ひげそりや化粧水、くしなどが売っている場合もあります。
冷たい飲料水、牛乳類、お酒類も販売しています。
子供向けのお菓子がおいてあるところ、酒のつまみがあって一杯飲めるカウンターが設置されちるところなども。
脱衣所・待合の設備
名古屋の銭湯は私がこの間行った10件くらいでは、どこも脱衣ロッカーはカギをかけるタイプでした。
昔ながらの藤製のかごがあるところも。
ドライヤー、くし
ドライヤーは3分20円のことろがほとんどで、お釜ドライヤーも同様か少し高めで置いてあるところも。
ドライヤーが無料という銭湯も一件ありました。
くしはなく、ティッシュがあるところもないところも。
待合所は狭いけどある
昔の銭湯は番台形式で、待合所がなかったと覚えています。
現代の銭湯では、ほとんどがフロント形式で待合所があります。
お風呂上りにほっと一息つく数分のところ、相方を待つところなので、広くなくてもあると助かります。
中にはお酒とつまみで一杯できる広さがあったり、電動マッサージが何台も置いてある広いスペースをとっているところも。
まるでスーパー銭湯みたいな、至れり尽くせりの銭湯まで。
駐車場について
銭湯に駐車場はないのがあたりまえでしたが、現代ではそういうわけにもいきません。
ほとんど無料駐車場あり
ほとんどの銭湯が無料の駐車場を持っています。
街中になると、契約のコインパーキング利用なら料金負担してくれるところもあります。
駐車場については立地条件によりいろいろです。
駐輪場
近所の人が自転車にのってくるのは当たり前なので、駐車場はどこにもあります。
玄関の一番ちかいところに普通はあります。
銭湯にイキタイ・愛知(名古屋)の銭湯のまとめ
銭湯は県の単位で料金が違う、愛知県内の場合は大人440円。
他はそれぞれの銭湯により、設備や用品に違いや特色があります。
基本洗い桶、風呂用椅子は完備しています。
女の人はマイ桶、マイシャンプーなどなど、多様な用品を持参している人も多いですが、男性ならもっと身軽に通えるのでは。
先日利用した「報徳湯」さんはシャンプーなどもあるので、ホントにタオル一枚でも行ける銭湯です。
銭湯では、家庭では味わえない広い湯舟になみなみのお湯、湯口から出でるお湯の音、湯けむりただよう潤う空気。
何種類かのお風呂に入り、じっくり温まるので湯冷めもしにくい。
もし近くにあるなら、ぜひ銭湯でリラックス、リフレッシュを楽しんでくださいね。
お風呂に来ている人達、本当に幸せそうですもの。
銭湯はう~ん「極楽」「極楽」。
広いお風呂の効果
ホームページを参考に、お風呂の効果を。
お風呂に入ると人の体には「静水圧」という圧力がかかり、重力の関係で下の方にいってしまった血液や体液による「むくみ」を解消してくれる効果があります。
湯量が多く広い湯船なので、その静水圧効果もより強く作用します。
色々な種類のお風呂に入れ「楽しい」と感じているときは、ストレスを解消する脳内ホルモンを分泌します。
これによりリラックスできている状態になります。
おまけ・お風呂のマナー
- 浴槽に入る前にはシャワーやかけ湯をする、または体を洗う
- 洗い場や桶などは譲り合い、お湯は出しっぱなしにしないようにする
- 脱衣所へ戻る時はタオルで体を拭く
銭湯を利用するときは、こうしたマナーを守って楽しく利用したいですね。
おまけのおまけで免疫力アップ
「週に2回、42度のお湯に10分間つかる入浴法」は、代謝と免疫力を高めるHSP(ヒートショッププロテイン)効果があるとされています。
町の銭湯に入って、免疫力アップ、ですね。
「たかが銭湯」といってなめていると損しますよ。
銭湯文化がこれからも繁栄していきますように。
すごく気にいった銭湯⇒「「報徳湯」サウナやマッサージ機無料!あったまるし長居しそう(名古屋市北区)」
ここも気にいってます⇒「白山温泉(銭湯/名古屋市西区)・口コミ/名古屋の観光時に手ぶらもOK」
愛知県内の公衆浴場が探せます。また各銭湯の詳しい情報もわかりますよ⇒「愛知県の公衆浴場組合のHP」
他の県の人は「○○県 銭湯」などで検索すると、各県の公衆浴場組合のHPにたどり着けると思います。
これからも体験して銭湯情報を加えて行きますね。
(温泉ソムリエのよっちゃん)
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