◆越前海岸東尋坊と遊覧船
福井県の「東尋坊」は、断崖絶壁の大迫力の景色が1キロにわたって続く奇景勝地。
駐車場への呼び込みが続くものの、奥まで行ってみたらなんと無料の駐車場あり。
景色に吸い込まれるように「遊覧船」に乗ったら、上からよりさらに大迫力を体感できました。
二十歳のころに見たときもドキドキしましたが、今は足がすくんで動かないほど。
だって柵がいっさいないのですから!
サスペンスドラマなどでもよく登場する「東尋坊」の奇岩は、怖いを通り越してます。
「東尋坊」の駐車場
◆東尋坊の無料駐車場 三国湊海船や
「東尋坊」の歓迎ゲートを入ると、駐車場はいくつもあって呼び込みもあります。
どこも500円だったと思います。
歓迎ゲートに入る前のところは無料でもありました。
昔からの観光名所なので、廃業したホテルなどもあり空きスペースも散見。
とにかく一番奥まで行ってみようと車を進めると、一番奥の「三国湊 海船や」というこじんまりしたお店があり、駐車場が無料でした。
海岸から遠いのか?と思いきや、そのお店の階段を降りると、遊覧船乗り場に一番近いお店だとわかりました。
すでに駐車場からは東尋坊の東方向の景色がよく見えます。
◆三国湊海船やから下に降りる階段 東尋坊に
「海船や」さんの建物の中の階段を下に降りると、東尋坊は目の前です。
◆三国湊海船やさん店内に出る
1階の店内(土産物、飲食店)に出るので、すぐ先の出入り口から外は、東尋坊が目の前。
東尋坊に一番近い駐車場とお店でした。
反対方向を見ると、上がり坂の両側にお店がびっしり並んでいます。
東尋坊の奇岩、絶景
◆東尋坊・奇岩の絶壁の端の方へ歩く
絶壁、奇岩、自然のままに
絶壁の高さは20メートルはあるはず。
足元は人が歩いただけなめらかになったというくらいの、自然そのものでデコボコしてます。
進んだ先は絶壁で、あと5メートルくらいいけそうですが、腰が引けてしまいます。
若者はずんずん進んでいき、あと一歩で岩がないところまで行く人も。
◆東尋坊・絶壁だ 怖い
怖いよ~といいつつも、足場を確認しつつ歩きましたが、怖い。
何しろ国定公園のため、柵がどこにもない!
安心して歩ける場所はないですよ。
◆奇岩の絶壁の端の方 真下の海をみる
先端の方は岩の割れ目があり、おそるおそるのぞくと黒い海面がわかります。
◆遊覧船を見下ろす
岩場の端の方から、絶壁の間に入ってきた遊覧船を見下ろしてみると。。。
怖い~~、私はムリでした。
この日は波が穏やかなので、ここまで遊覧船で入り込めるようです。
◆遊覧船乗り場から出発した船
遊覧船乗り場からは、優雅に船が出て行きますが、遊覧船乗り場までの坂もかなりのものです。
東尋坊の全容
◆越前海岸東尋坊の全容がわかる地図
地図の「現在地」のあたりまでは道があります。
それより海方向には、東尋坊の岩場でどこまでも行ってOKですが、柵がないので足元に十分注意していないと危険です。
岩場のスリリングを味わう範囲はかなり広いです。
危険をさけるなら遊歩道を歩いて景色を堪能することもできます。
遊歩道で景色を楽しむ
◆雄島を指す方位と「雄島」と歩道マップ
遊歩道で現在地から地図で右方向に行くと、右手前方に見える「雄島(おしま)」に渡ることもできます。
近くに詳しい地図は、自然学習をしながら歩けるよう解説ありますよ。
ここも奇岩、巨岩の無人島ででが、橋を渡ると「大湊神社」があり鳥居があります。
散策路付近は、東尋坊にしかない自然の営みを体感できるようです。
東尋坊をパーフェクトに堪能するには、ここを歩くのがよさそうですね。
反対の左手方向に行くと、東尋坊タワーの方にむかえます。
◆歩きスマホは危険の看板
岩場での歩きスマホは危険そのもの。
遊覧船のお兄さんが言ってましたが「落ちたら8割がたアウト」だそうですよ。
(柵の内側から安心して観られるところがあるといいのですが。。。)
上からの景色がこんなにスゴイので、船から見たらどんなん?ということで「遊覧船」に乗ってみることにしました。
東尋坊の遊覧船
◆これから乗る遊覧船
乗るまでの坂道もコワゴワ歩いてます。
遊覧船の料金・所要時間
◆東尋坊・遊覧船切符売り場
遊覧船の料金は、大人(中学生以上)1,500円 小学生750円
遊覧船と水族館のセットなら割引あり
クレジット・電子マネー・ペイペイでの支払いはできません。
割引券との併用はできません。
遊覧船は15分おきに出発するので、先にチケットを購入しておいてもよいですし、好きなタイミングでのることができます。
所要時間は30分(船内マスク着用)
運行時間・期間
<運行時間>
- 4月1日から10月31日:午前9時から午後4時
- 11月1日から3月31日:午前9時から午後3時30分
- 運休期日:12月29日から1月31日
遊覧船からの景観・雄島と奇岩
◆東尋坊遊覧船 船内から
遊覧船の所要時間は30分。
船酔いした場合の案内などあり、流ちょうな解説を聞きつつ。
◆遊覧船から東尋坊を見る
あの絶壁に立っている人たちわかりますか?
船から見てるだけでこわいなあ。
船は「雄島」の裏側まで行き、Uターン、そして奇岩を眺めてのトータル約30分間。
丁寧で楽しい解説を聞かせてもらえます。
◆遊覧船から雄島を見る風景
◆遊覧船から 雄島の裏側の岩で釣りをする人達
雄島の裏側に船が周り、岩場で釣りをする人々が見えます。
不安定な足場で釣るんですね。
船のガイドさんによると「全然つれない」そうです。^^
最も深い絶壁のすき間に入る
◆大池という最も高い双璧の間に入る
遊覧船のメインは大池という、両側に最も高い巨岩があるくぼみに入ることでしょう。
◆遊覧船 大池という最も高い双璧の間に入る
この日は波が穏やかだったので、東尋坊の一番の見どころの双璧を見ることができました。
◆双璧の一番奥
このすき間は遊覧船の二そう分ほどの幅しかないので、Uターンはできずバックして戻ります。
大大 大迫力の岩です!!
◆巨岩と空
◆東尋坊遊覧船 大池 海と岩の接点
すぐ目の前に千数百万年の歴史が積み重なっている。。。
このあとは、右方向にかじを切って、ライオン島などの奇島を見学。
◆遊覧船からライオン島を見る
背中方向から見たら、本当にライオンがゆったり座っている様子に見えました。
珍しい形の岩をいくつか説明とともに見て、船着き場に戻りました。
◆遊覧船乗降所付近の景色
すごい景色でした。
岩場は広く歩いてかなりの距離を見て楽しめます。
最初はおっかなかったですが、船に乗った後はちょっと余裕が。
東尋坊の名前の由来と歴史豆知識
東尋坊はお坊さんの名前
地名の由来は、なんらかの理由で恨みをかって、飲酒後ここから突き落とされた、平泉寺(勝山市)のお坊さんの名前だそう。
その後49日、海は大荒れだったそうですよ。
東尋坊ができた時期と岩の特徴
◆東尋坊・安山岩と柱状節理の解説
東尋坊の奇岩は、今から約1,200 から1,300万年前に起こった火山活動で、マグマが堆積岩層に貫入して冷え固まってできた火山岩が、日本海の波により浸食されてできたもの(とされている)。
最も高い岩は25mにもなり、これほどの規模を持つものは世界に3ヶ所だけ。
地質上極めて貴重とされ、国の天然記念物そして名勝に指定されています。
東尋坊タワーとお土産
東尋坊タワーは高さ55m、目立つのですぐわかります。
東尋坊タワー料金・時間
- 営業時間:午前9時から午後5時(冬季は午前9時から午後4時30分)
- 休館日:年中無休
- 料金(展望台入場料):大人(中学生以上)500円、小人300円(20名様以上団体割引あり)
お土産・食事
◆東尋坊海付近の商店
商店はたくさんあり、東尋坊の見どころから商店が道の両脇に続いています。
食事にもことかきません。
◆海のそばの商店、海船やさん店内
海産物のお土産をはじめ、料理も豊富にあります。
無料で車をとめた「海船や」さんの一階はこのような食事処でもあります。
◆東尋坊・海付近の商店「海船や」さんのメニュー
海鮮料理をはじめ珍味までも。
商店街にはおしゃれなカフェなどもありますよ。
東尋坊へのアクセス
- えちぜん鉄道:三国駅から京福バス東尋坊行きで10分、終点下車
- JR:芦原温泉駅から東尋坊行きバスで30分
- 車:北陸自動車道金津ICから25分
まとめ感想
東尋坊散策は24時間いつでも自由です、岩場には灯りがないようなので、近づかない方が。
世界でも珍しい光景を見ることができ、自然の大いなる力を目の当たりに。
やはり遊覧船に乗ってみてよかったです。
次回は初夏の青い海と青い空の日本海の景色も見てみたいです。
この日は温泉のある「道の駅越前」で車中泊を体験、海の真横です⇒「道の駅 越前で車中泊体験・堤防の内側/温泉からの日没きれい(福井県越前町)」
併設の温泉からは日没が素晴らしい!⇒「越前の温泉「漁火」露天風呂から夕陽に染まる海!料金時間/食事(福井県越前町)」
※2020年10月12日(月)訪問、平日でしたが観光客多かったです。
福井県坂井市三国町安島 東尋坊
福井県坂井市三国町安島 東尋
東尋坊を観光♪一番近い駐車場から遊覧船に/足が震えるょ(福井県坂井市)【動画】
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