名古屋名物【ひつまぶし】といえば「あつた蓬莱軒」(市内四店舗)です。
海外からのお客さんも多く熱田区の「本店」は長蛇の列。
そのため事前の受付が必要です。(ホームページには書いてありません!)
先日「ひつまぶし」と単品料理をいただいてきたので、最新の「あつた蓬莱軒事情」を報告しますね!(2019年7月)
- 事前受付の方法
- ひつまぶしと単品料理
- 三度おいしい食べ方
- アクセスと駐車場
- 営業時間と定休日
- 待ち時間の過ごし方
140年の歴史を受け継ぐ本店での「ひつまぶし」は、さすがに老舗のだいご味がありました。
「あつた蓬莱軒本店」事前受付の方法
「あつた蓬莱軒本店」のメニューのメインは、「ひつまぶし」と「うなぎ会席」。
食事は「昼の部」と「夜の部」があり、「うなぎ会席」は予約可能(昼 9,720円より 夜 14,040円より)。
「ひつまぶし」は、予約できません!
ただし、行けばいいではなく、「受付」をして順番を確保する必要があります!
お昼に「ひつまぶし」を食べる!受付方法
お昼の食事の営業時間は11時半から14時。
あらかじめ受付をしておく必要があるのですが、それはお店のホームページには書いてありません!
また受付開始時間についても、年中同じというわけではありません。
曜日、混み具合により受付時間は変わる!
曜日によって受付時間が変わります。
- 土・日・祝日のお昼に「ひつまぶし」を食べる場合⇒⇒午前10時半から受付
- 平日のお昼に「ひつまぶし」を食べる場合⇒⇒午前11時15分から受付
(※ただし混雑状況はお店の判断なので、天候や予約状況などによって変わることがあります)
待ち時間は日によりさまざまで、この日木曜日のお昼は、30分待ちでした。
土日などは1時間~2時間ほど待つことがあるようですよ。
お店の壁に「先に入り口にて受付をお願いします」と表示があるので、ほかの人が並んでいない限りまず受付を。
その受付で、名前と人数を伝え「札」をもらいます。
その時告げられた時間にお店に入れます。
あつた蓬莱軒に入店、店内の様子
決められた時間の刻みごとに、直前に名前をよんでもらえるので入店します。
その際、プラスチックの札2枚組を渡されます。
門を入ると、落ち着いたお庭を通り玄関になります。
◆あつた蓬莱軒本店の玄関付近のお庭
◆靴にクリップのある札をつけ目印に
クリップのある方を靴につけて紛れないように。
そしてすぐに中待合へ案内してもらえます。
あつた蓬莱軒本店の建物の中は、赤いじゅうたんが敷き詰めてあります。
ほどなく部屋へと案内してもらえます。
◆あつた蓬莱軒本店・食事室へ廊下と中庭
食事をする部屋はいくつもあって、広い一階の各部屋へは中庭を見ながら廊下を移動。
二階への階段もありますし、テーブル席とお座敷の部屋も。
椅子席を希望すればそちらに通してもらえます。
◆あつた蓬莱軒本店の中庭
中庭も素晴らしい、このまま通りすぎてしまうのが惜しい。
席についてからと注文
私たちが通された部屋は、椅子テーブルの席で赤いじゅうたんの廊下から趣が変わっていました。
たぶん増築された新家屋かと。
あつた蓬莱軒は180人も客席があるので、とにかく広いです。
◆陶製の壁飾りはうなぎ
今にも動き出しそうな壁飾りのうなぎ。
席についてから注文です。
あつた蓬莱軒本店で「ひつまぶし」と単品料理
◆あつた蓬莱軒の「ひつまぶし」
注文したのは「ひつまぶし」と単品料理3品。
「ひつまぶし」は注文受けてから焼くので、約15分ほどかかりました。
単品料理がその間に出てきて、はしをつけました。
これは「うなぎの肝の唐揚げ」。
おろしにんにくとお塩で。
臭みがまったくなく、パリっとした衣とよく合う。
「うなぎの骨の素揚げ」こんなに長いまま目の前で見たのは初めてで、ちょっと引いてしまいました。
グロテスクだし、30センチくらいの長さで威圧感あり。
でも食べてみれば、カリっとしてほんのり塩味がしてきます。
わずなな臭みが気になったので添付のお塩をつけていただくことに。
パリっポリっとどんどんいけますね。
「うまき」は人数の三人分に分けてもらっています。
「うまき」はおだしが上品で卵はふわんふわん。
入念に巻いてあるのがわかり、さすが。
うなぎがほどよく柔らかくて、こんなに美味しいものだったんだ。
「ひつまぶし」食べ方の作法・三度美味しい
◆ひつまぶしを薬味とつゆでいただく
「ひつまぶし」には薬味と出汁がついてくるので、何度かに分けて違う味わいを楽しみます。
その方法は、おひつの上からしゃもじで縦横に十字に分けます。
- 一膳めはそのままうなぎの味を楽しむ
- 二膳目は薬味を加えて
- 三膳目はお茶漬けにして
- 最後は好みの方法で
「ひつまぶし」には山椒はついていません。
このままで十分美味しいのですが、濃い味好みなら「たれ」を頼んでもOKです。
この日は「秘伝のたれ」を少しかけていただきました。
「ひつまぶし」はおひつの下の方にも焼きうなぎが入っていますよ。
画像のよいのがとれなくてお見せできないのが残念。。。
「ひつまぶし」豆知識
「ひつまぶし」はあつた蓬莱軒の登録商標。
秘伝のたれの美味しさは、創業時からのもので、140年分の旨味が溶け込んでいます。
創業者の家系のみ口頭で伝えられて受け継がれているという「秘伝の味」なのです。
「安心安全の良質なうなぎを、紀州の最高級備長炭を使用して、香ばしく焼き上げてある」のがあつた蓬莱軒のうなぎ。
期待して行った通り、満足満足。
あつた蓬莱軒本店のメニュー
◆あつた蓬莱軒本店お土産メニュー
あつた蓬莱軒本店には、食事のメニューとして以下のものがあります(税込)。
単品も多いですし、お酒も多いです。
お酒の銘柄にもこだわって取りそろえていますね。
夜にゆっくりと楽しむのもふさわしいところ。
お土産(持ち帰り)もありますよ。
あつた蓬莱軒本店へのアクセスと駐車場
◆あつた蓬莱軒本店正面
所在地:名古屋市熱田区神戸町503
アクセス方法:市営地下鉄「伝馬町駅」4番出口より徒歩8分(伝馬町駅から332m)
◆本店玄関左にあるメイン駐車場
駐車場は40台、本店の左てに30台分ほどで、北側にも8台分はあります(無料)。
駐車整理の人が平日でも二人いて、テキパキと誘導してくださいます。
営業時間・定休日
- <営業時間> 11:30~14:00(L.O) 16:30~20:30(L.O)
- <定休日> 水曜日と第2・第4木曜日(祝日は除く)
支払いはクレジットOK。
待ち時間の過ごし方について
待ち時間は長いと2時間ほどになります。
その間に「プチ観光」をというときのおすすめを紹介します。
おすすめ順に、あつた蓬莱軒本店からのおよその距離と所要時間を書いておきますね。
観光先 | 蓬莱軒本店からの距離 | 現地所要時間の目安 |
熱田神宮 | 名古屋市熱田区神宮1-1-1 | 30分~1時間 |
※白鳥庭園 |
名古屋市熱田区 熱田西町2-5
熱田神宮 から 0.7 km
|
40分~1・5時間 |
白鳥古墳 |
熱田神宮 から 0.6 km
|
30分 |
源頼朝出生地 | 名古屋市 熱田区旗屋2丁目 熱田神宮 から 0.2 km |
5分 |
宮の渡し公園と熱田湊常夜灯 |
熱田神宮 から 0.8 km
|
15分 |
※白鳥庭園の料金・駐車場・庭園内て詳しいことはこちらに書いてます⇒「【白鳥(しろとり)庭園】料金と時間/茶室ランチカフェは?(名古屋市熱田区)」
熱田神宮南にある「あつた蓬莱軒神宮店」の情報
本店は一年を通して混みあうので、近くの熱田神宮の南にある「神宮店」を利用するのも手です。
こちらは地下鉄「伝馬町駅」から徒歩3分の距離。
同じようなシステムで当日席を予約することで、「ひつまぶし」が食べられます。
ただし、七五三など行事のあるときは、とても混みあうので避けた方がよいかも。
- 店名:あつた蓬莱軒 神宮店
- 住所:愛知県名古屋市熱田区神宮2-10-26
- 営業時間:11:30~14:30(L.O)16:30~20:30(L.O)
- 定休日 火曜日・第2、第4月曜日(祝日は除く)
- 席数:120席
- 駐車場:50台
ちなみに、どちらにも「お子様鰻丼 1,650円 (税込み)」がありますよ。
このパンフレットそのものの「ひつまぶし」完食!
量はかなり多いので、女性向きには「うまき定食(うまきと小ひつまぶし)3,000円」がよいかも。
お店のホームページには待ち時間の情報はかいてありません。
時間がなくて名駅(名古屋駅)にいかなくては、というときは名古屋駅店へ。
その案内は⇒あつた蓬莱軒のHP
名古屋市熱田区神戸町503 あつた蓬莱軒本店
名古屋市熱田区神戸町503 あつた蓬莱軒本
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