◆玄宮園 紅葉ライトアップ 逆さ天守
彦根城のふもとにある「玄宮園(げんきゅうえん)」は面積約2万8千㎡もの大池泉回遊式庭園。
江戸時代初期の彦根藩藩主であった井伊直興が、1677年に造営した庭園と伝えられています。
桜と紅葉の季節にはことのほか美しく、お茶席からの眺めが素晴らしいです。
紅葉の見頃には庭園がライトアップされ、幻想的で妖艶な景色を堪能できます。
秋の玄宮園での紅葉のライトアップの期間や時間、入場料、一服のお茶をいただくお席のことなどをまとめました。
玄宮園の紅葉の見頃とライトアップ2023
◆玄宮園 紅葉ライトアップ
滋賀の紅葉名所・玄宮園
滋賀県で紅葉のすばらしさで名高いのが、「玄宮園」です。
庭園の部分を玄宮園、御殿部分を楽々園と称し、玄宮楽々園会場でライトアップがなされます。
玄宮園は広大な池水が中心にあり、池の中の島や入り江に9つの橋がかかり、とても変化にとむ回遊式庭園です。
玄宮園の紅葉の見頃
玄宮園の紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月上旬です。
玄宮園・紅葉のライトアップ2023年はいつからいつまで?
◆玄宮園 紅葉 ライトアップ
秋が深まるころに庭園一帯が赤く色づき、まさに錦秋のころとなります。
風情ある庭園内では、彦根城をバックに素晴らしい紅葉の景観に。
- 錦秋の玄宮園ライトアップ期間:令和5年11月18日(土)から12月3日(日)
- 錦秋の玄宮園ライトアップ時間:18時から21時(入場は20時30分まで)
- 会場:名勝 玄宮楽々園(彦根城域)
※夜間特別公開は玄宮園のみです。
玄宮園の紅葉ライトアップ・入場料
- 入場料:大人700円・小中学生350円
※昼間に購入した彦根城・玄宮園観覧券では入場することはできません。ご注意ください。
玄宮園でお茶を一服
◆玄宮園 紅葉
彦根藩の賓客をもてなすための客殿「鳳翔台(ほうしょうだい)」
玄宮園内の南部、築山上にある茶室が「鳳翔台(ほうしょうだい」。
かつてはこの「鳳翔台」から伊吹山がよく見え、庭園の眺望となっていたそうです。
ここは彦根藩の賓客をもてなすための客殿で、ひなびた趣のある建物。
「鳳翔台」で紅葉のライトアップを観賞しながらお抹茶がいただけます。
至福のひとときが約束されそうですね。
一服の料金と予約
- 一服:500円(お抹茶とお菓子)
- 場所:玄宮園内の鳳翔台
- 要予約
定員は12名ということで、先着順に案内されます。
またとない機会なので、ぜひ予約してお出かけを。
彦根観光ガイドのHPを確認してくださいね⇒「彦根観光ガイドHP 錦秋の玄宮園ライトアップのページ」
鳳翔台(ほうしょうだい)茶席の様子
◆玄宮園の茶室鳳翔台
玄宮園の茶室は、お庭の小高いもっとも景観のよいところにあります。
しんと静まり返った風雅なお部屋。
◆玄宮園の茶室鳳翔台
野点(のだて)の席からは、庭の全景が見渡せるようになっています。
錦秋の玄宮園・ライトアップ中のイベント
◆ひこにゃん
錦秋の玄宮園ライトアップ期間は、彦根城に夜間はいれるイベントがあります。
またほかにも以下のようなイベントが楽しめます。
ひこにゃんが登場する
ライトアップの期間にひこにゃんがきます。
一日のみなので、見逃さないようにね。
- 日時:11月18日(土)18:00〜18:30(雨天中止)
- 場所:御所院前
イベントの詳細は「彦根観光ガイドの錦秋の玄宮園ライトアップのページ」を参考にしてください。
灯りアート展の開催
灯りアート展が開かれます。
錦秋の夜を彩る灯りをテーマにした作品が展示されます。
歴史的建造物と灯りアート作品が織りなす空間は素晴らしいでしょうね。
- 場所:八景亭
- イベント期間中のみ特別公開 : 観覧無料
玄宮園案内図(マップ)
◆玄宮園 案内図(マップ)
券売所(出入り口)は東口券売所と西口券売所の二か所。
◆玄宮園の案内図(マップ)少しアップで
春に訪問したときは、建物の中には入れませんが、玄関棟と楽々園のたたずまいは拝見できました。
◆玄宮園 楽々園の玄関棟
以下は春・新緑のころに玄宮園を訪問したときの様子です。
玄宮園の庭園の造りなどを紹介しています。
玄宮園のおもな造りと景観
◆玄宮園 龍臥橋
中央にある魚躍沼(ぎょやくしょう)を中心にして七間橋、龍臥橋(りゅうがばし)、琴橋等の橋や、島がいくつもあります。
池泉回遊式庭園で、いろいろな角度から見て楽しめます。
樹木・岩石・池を巧みに配しているところも見どころ。
池の周りに、湖南省洞庭湖(こなんしょうどうていこ)の瀟湘八景(しょうしょうはっけい)にちなんで選ばれた近江八景、竹生島(ちくぶしま)や沖の白石などを模して造られています。
とにかく素晴らしい景観です。
借景に彦根城の石垣と天守閣
◆彦根城の石垣と天守閣を借景にしている玄宮園
彦根城の石垣と天守閣そのものが借景となり、彦根城の庭園そのものです。
広々として橋がいくつもかけられ、歩く先々で違う景色を堪能できます。
玄宮園・料金時間・駐車場
玄宮園・入園料金時間
玄宮園のみの入場料の設定はありませんでした。
- 彦根城とのセット入場料:大人800円(小人200円)
- 営業時間:8時30分から17時
- 無休
玄宮園・駐車場
◆彦根城 桜場駐車場
専用駐車場はありません。
- 最も近い駐車場は東券売所に隣接した「桜場駐車場」:一回1,000円
- 彦根市営の京橋口駐車場:1時間まで400円 1時間を超え4時間以内は30分毎に100円加算
玄宮園・桜の見ごろとライトアップ
桜の季節には夜桜のライトアップが美しい。
- 桜の例年の見ごろ:3月下旬から4月中旬(気象条件により前後することあり)
- 夜桜・ライトアップ:あり 2022年3月26日(土)~4月14日(木)18:00~20:30(うち開花期間中のみ実施)
- 桜祭り:あり 2022年3月26日(土)~4月14日(木) 彦根城桜まつり
玄宮園の雨の日は?穴場?服装は?
玄宮園の雨の日は、これまた幻想的!で穴場的スポットです!
雨の日はお出かけする人も少なく、玄宮園の庭園の紅葉は、雨とのコラボで幻想的な風景を楽しむことができます。
また桜のころも、雨ならではの風情のある趣に。
大雨でない限り玄宮園の桜や緑、紅葉を楽しむには案外よいかもしれません。
雨の日は気温も下がります、服装や足もとの準備を整えてお出かけを。
玄宮園の雨の日に準備したいもの/注意事項
玄宮園の庭園は、しっかりと踏み固められた地面ではありますが、やはり雨のときは履物はそれなりに。
- 雨にぬれてもいいレインブーツや靴
- 大き目のビニール傘(玄宮園の風景が見やすい!)
- 春や秋、冬には気温が下がりますので日中でもコートやジャンパーなど羽織ものを
- 雨の日は客足は減りますが彦根城とともに人気のある名所なので、小雨程度なら土日には渋滞があるかも
- 透明の大き目の傘で相合傘!カップルにはむしろおすすめの雨
玄宮園 紅葉ライトアップ2023いつから/入場料/お茶/案内図/雨では(滋賀県)まとめ
昭和26年に国の名勝に指定されている「玄宮園」。
現在は、庭園部分を玄宮園、御殿部分を楽々園と称しています。
◆玄宮園の橋のらんかんにかかる青紅葉
変化にとんだ素晴らしい景観の庭園は、落ち着いたたたずまいで、彦根藩の賓客をもてなすための客殿でいただくお茶は格別でしょう。
◆彦根城の料金や駐車場、ひこにゃんに会える場所
◆滋賀県の湖東三山の金剛輪寺の紅葉も素晴らしい
玄宮園 滋賀県彦根市金亀町9−3
※2022年5月20日訪問
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