◆日光東照宮 陽明門
日光の秘境へようこそ!神秘に満ちた空気が漂う、日光東照宮への旅が始まります。
まるで時空を超えて江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚に酔いしれ、歴史と芸術が交差する驚異の世界へと足を踏み入れてみませんか?
この記事を読み進めることで、あなたは日光東照宮の息を呑むような美しさとその背後に隠された物語に魅了されること間違いなし。
さあ、旅の始まりです!
まずは日光東照宮とはどんな神社なのか、見どころはどこか、料金や時間、所要時間やランチはできるのかなどをまとめて紹介します。
日光東照宮はどんな神社?どんなところ?
日光東照宮は、栃木県日光市にある神社で、世界遺産「日光の社寺」の一部です。
この神社は、徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を主祭神として祀り、1617年に創建されました。
美しい森林地帯にあるこの神社には、十数棟の建物があります。
最も有名な建物は、複雑な彫刻と絵画で装飾された陽明門です。
他にも、唐門、拝殿(はいでん)、本殿(ほんでん)などがあります。
また、彫刻、絵画、織物などの重要な文化財も多数所蔵しています。
日光東照宮は誰が何のために作った?
日光東照宮は、徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を主祭神として祀るために、1617年に創建されました。
この神社は、徳川家康の遺言により、彼の子である徳川秀忠によって建立されました。
その後、3代将軍徳川家光の時代に、寛永の大造替と呼ばれる大規模な改築が行われ、現在見られる壮麗な社殿が完成しました。
日光東照宮の見どころはどこ?
◆日光東照宮 陽明門
日光東照宮には、多くの見どころがあります。
その中でも、最も有名なのは、複雑な彫刻と絵画で装飾された陽明門です。
この門は、「日本三彫」と呼ばれる彫刻の傑作が施されており、見逃せません。
また、五重塔や神厩舎にある「三猿」の彫刻も有名です。
◆日光東照宮 三猿
さらに、本殿や拝殿などの建物も見応えがあります。
また、境内には、樹齢数百年の杉並木があり、散策するだけでも楽しめます。
日光東照宮の歴史
◆日光東照宮 眠り猫
日光東照宮は、徳川家康(1543-1616)を祀ることを目的として建立されました。
徳川家康は、日本の戦国時代から安土桃山時代にかけての武将であり、江戸時代を創始する三代将軍のひとりです。
日光東照宮の創建は、家康の死後、彼の遺志を継いだ徳川秀忠(家康の息子)によって始められました。
1617年に起工され、約20年の歳月をかけて完成。
建築には、当時の日本の名工たちが集められ、緻密な技術と美しい装飾がふんだんに用いられています。
日光東照宮は、その豪華絢爛な建築様式と彫刻が特徴で、とくに陽明門や五重塔、神厩舎などが有名です。
また、眠り猫や三猿の彫刻も広く知られています。
こうした建築物や彫刻は、江戸時代の権力と文化を象徴しており、多くの人々に感銘を与えています。
日光東照宮は、1999年にユネスコの世界遺産に登録され、国内外から多くの観光客が訪れる場所となっています。
その歴史と美しい建築物を楽しみながら、日本の古代文化に触れることができる貴重な場所です。
日光東照宮・営業時間・料金
拝観時間
日光東照宮では、季節によって拝観時間が異なります。
- 4月1日から10月31日まで:午前9時から午後5時まで
- 11月1日から3月31日まで:午前9時から午後4時まで
- 各期間ともに受付は閉門の30分前に終了
拝観を計画されている方は、時間に余裕を持ってお越しいただくことをお勧めします。
拝観料
<日光東照宮単独拝観券>
拝観料は個人と団体(35名以上)で異なります。
- 個人(1~34名):大人・高校生:1,300円 小・中学生:450円
- 団体(35名以上):大人・高校生:1,170円 小・中学生:405円
- ※小・中学生の引率の先生は、生徒と同額
拝観できる区域には、表門から陽明門・拝殿・石の間・東廻廊(眠猫)・奥宮・本地堂(鳴龍)などが含まれます。
※ただし、祭典・諸行事や修理工事等により一部拝観が制限される場合があります。
<セット料金(東照宮拝観券+宝物館入館券)>
セット料金により、日光東照宮の拝観と宝物館入館が共に利用できます。
- 個人(1~34名):大人・高校生:2,100円 小・中学生:770円
- 団体(35名以上):大人・高校生:1,970円 小・中学生:725円
宝物館で収蔵されている歴史的な文化財や美術品の鑑賞を希望の場合は、セット料金がお得です。
<美術館入館料>
日光東照宮の美術館入館料は、個人と団体(30名以上)で異なります。
- 個人(1~29名):大人:800円 高校生:600円 小・中学生:400円
- 団体(30名以上):大人:640円 高校生:480円 小・中学生:320円
美術館では、日光東照宮に関連する貴重な文化財や美術品を鑑賞することができます。
<境内音声ガイド>
日光東照宮では、境内音声ガイドを利用することができます。
音声ガイドを利用することで、日光東照宮の歴史や建造物についてより深く理解することができます。
日本語(大人用/子供用)、英語、中国語に対応しており、東照宮境内の29の建造物をわかりやすく解説しています。
さらに、東照宮の由緒や家康公の名言集も収録されています。
- レンタル料:500円/日
- 貸出し場所:表門をくぐって正面
- 受付け時間:4月~10月:9:00~16:00 11月~3月:9:00~15:00
<日光東照宮問い合わせ先>
問い合わせ先:日光東照宮社務所TEL 0288-54-0560 (代)
御朱印
日光東照宮の御朱印は通常タイプの御朱印があり「 日光東照宮」「東照宮奥宮」「鳴龍」の3種類です。
初穂料は500円。
日光東照宮観光の所要時間・階段はある?
日光東照宮の観光には、1時間から1時間半程度が目安といわれています。
ただ日光東照宮には、国宝や重要文化財が多くあり、見どころがたくさんあるので、じっくりと拝観したくなります。
その場合、3時間程度かかることもあります。
土日など混雑する場合もあるため、時間に余裕を持って訪問するのをおすすめします。
日光東照宮にある階段
◆日光東照宮 石段
日光東照宮には全部で207段の階段があります。
坂下門(眠り猫)から奥宮へ続く道に「石製の階段」と「石づくしの道」になります。
まさに石の廊下といえるところで、歩き終えるまで10分から15分ほどかかります。
階段はなぜあるのでしょう?
日光東照宮の石段は、坂下門(眠り猫)から奥宮へ続く道にあります。
この階段は、一段ごとに一枚の岩を加工して設置されています。
また、階段の端の石柵も切り出した石を組み合わせたものではなく、1枚の岩を削って丁寧に造られています。
このような造りから見て取れる背景としては、日光東照宮がどれほどの思い入れで造営されたかが分かるというものです。
そしてこの石段は、日光東照宮のパワースポットの1つであるとされています。
奥宮が家康公が眠る場所であることから、家康公のパワーが満ち溢れているとされている場所です。
その奥宮へ続くこの石段や石廊下も同様に奥宮から境内へ向けて強力なパワーが流れているといわれています。
歩きながらそのパワーを感じ取ってみてください。
子供連れや車いすでの観光はできる?
日光東照宮は、子供とも一緒に楽しめる観光スポットです。
車いすの方も、陽明門の手前の鳥居をくぐれば、三猿やパワースポットなど、有名名所の神社施設を楽しむことができます。
その際、施設の方や守衛さんに別扉をあけていただく、木製スロープを用意してもらうなどの配慮をお願いすることになります。
詳しくは日光東照宮へお問い合わせください。
日光東照宮ランチとお土産
日光東照宮に食事処はある?
◆日光名物 湯葉そば
日光東照宮の境内には直接食事ができる施設はありませんが、周辺にはいくつかの飲食店があります。
東照宮の近くには、日光市内や世界遺産エリアに位置しているため、様々なタイプのレストランやカフェ、蕎麦屋などが点在しています。
日光には、古くから伝えられる郷土料理や、地元の素材を使ったご当地B級グルメ、日光市民にお馴染みのお菓子など、日光自慢の美味しい名物が盛りだくさんです。
日光名物といえば、ゆば料理!また、そばも日光の名物料理の一つです。
他にも、明治の館のオムレツライスやNIKKO丼、日光鱒寿司などがあります。
まずは名物料理からお店をさがしてみるのはどうでしょう。
日光東照宮のお土産何がいい?
日光東照宮の周りには、土産物屋さんがたくさんあります。
また、日光東照宮の最寄駅でもある「東武日光駅」や「JR日光駅」の周辺付近にも、多数のお土産物屋さんがあります。
人気のお土産としては、
- 「日光ラスク」
- 「家康公のひときれカステラ」
- 「日光甚五郎煎餅」など
他にもたくさんのお土産がありますので、ぜひ探してみてください。
日光東照宮へのアクセス方法・駐車場
◆東武日光駅
電車でのアクセス方法
以下のルートが利用できます。
- 浅草から東武日光まで(特急けごん):所要時間 約1時間50分
- 浅草から下今市経由東武日光まで(特急きぬ+各駅停車):所要時間 約1時間50分
- 浅草から東武日光まで(東武鉄道快速):所要時間 約2時間5分
- 新宿から東武日光まで(JR特急日光):所要時間 約2時間
- 宇都宮から日光まで(JR日光線):所要時間 約45分
東武日光駅やJR日光駅から東照宮までのアクセスには、バスやタクシーを利用することができます。
また、天気が良ければ徒歩でのアクセスもおすすめで、駅から東照宮までの距離は約2km、所要時間はおおよそ30分程度です。
車でのアクセス方法
車を利用して日光東照宮にアクセスする場合、以下のルートが利用できます。
- 東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路を経て、日光ICで下りる
- 日光ICから約2kmの距離
観光シーズンや週末には渋滞が発生することがあるため、余裕をもって出発し、時間に注意してください。
日光東照宮の駐車場
東照宮大駐車場は年中無休で利用可能です。駐車料は以下の通りです。
<駐車料金:1日に1台、1回分>
- バイク:400円
- 普通車:600円
- マイクロバス:1,200円
- 大型バス:2,000円
*普通車:200台駐車可能。
*マイクロバス、大型バス:駐車台数に制限あり。7日前までに要予約。土・日・祝祭日、特別な行事のある日は駐車不可。
◆お問い合わせ:日光東照宮駐車場TEL:0288-54-0560(代)
事前に駐車場の予約や空き状況を確認することで、スムーズに駐車ができるようになります。
また、観光シーズンや土日祝日は混雑が予想されるため、できるだけ早めに到着することをおすすめします。
日光東照宮とは/見どころ/歴史/時間御朱印/ランチ/アクセス方法と駐車場/まとめ
日光東照宮は、歴史と芸術が息づく壮麗な世界遺産で、徳川家康を祀る神秘的な空間です。
豪華絢爛な彫刻や彩色が施された建築物が立ち並び、まるで時代劇の世界に迷い込んだかのような感覚に包まれます。
素晴らしく精緻な彫刻を目の当たりにし、徳川家康の偉大な業績とその功績を称えるために建立された東照宮を訪れることで、
日本の歴史や文化の深さを感じることができます。
アクセスも電車や車で容易であり、周辺には美味しい食事を楽しめる飲食店も豊富にそろっています。
この素晴らしい歴史の舞台で、一度は訪れてみたい日本の誇るパワースポット、日光東照宮。
ぜひ足を運んで、その魅力を自分の目で確かめてください。
「日光東照宮HP」
※駐車料金などは2023年5月3日現在です
<関連ページ紹介>
◆名古屋東照宮・ご利益・御朱印お守り・パワースポット・歴史・駐車場アクセス
◆鳳来山東照宮(愛知)・2023初詣・アクセス駐車場・御朱印パワースポット
日光東照宮 所在地:栃木県日光市山内2301 下の行のワンクリックでコピーできます。
栃木県日光市山内2301
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